Wait a minute! Wait a minute!You ain't heard nothin' yet!【J1最終節:vs柏レイソル】
ツイッタラーなんで、TwitterのTLばかり見てるんだけど、TwitterのTLではトリニータが溢れ、サッカーの話題で日夜満たされ、世界は平和で溢れているような気がするのですが、本当の世間一般ってのは、トリニータがJ2に堕ちようが関係なく、世界は平和に溢れている訳でもない事実に愕然とします。
あ、申し遅れました。ブログ『生温かい眼』の管理人こと鳥脳です。
毎年、生眼Awardsと題して、トリニータのシーズンMVPを決める投票をしておりますので、まだ投票していない方は是非このリンクから。
まぁ、J2に降格しておいて、MVPなんて....なぞ言わず、1年頑張ってくれた選手を選ぼうじゃないですか。締め切りは12/14まで。
さて土曜日のシーズン最終節、柏レイソルズ戦(お約束)の時間は会社で打合せ中。経過は知ってたけど、帰宅してDAZN観戦。
前々節の鹿島戦で、2021シーズンの降格チームに選出されたトリニータ。ホーム最終節は降格チーム同士の対戦。まだ天皇杯優勝という目標を残すというモチベーションの差で、横浜FCさんを撃破。
この試合も、まだ終わりじゃないというモチベーションの差と、残留争いという重圧から解放された我が軍の真の実力が垣間見え面白い試合だったと思う。
結果からいうと、3-2でトリニータの勝利。2点リードし、同点に追いつかれ、突き放すという展開。この3得点、すべての得点が素晴らしく、特に3点目は片野坂さんが、大分トリニータが目指す型での得点。多くの人数が関わり、ボールが動き、外の選手が決める....2021シーズンの片野サッカーの完成形がそこにあった。この完成が数試合早ければという感想もあるが、シーズン18位というのは、開幕戦から積み上げてきた結果であり結果として勝ち得なかった勝点3の重みを省みるしかないのである。
【柏レイソルさん達】:
※このままじゃ来年も厳しいと思うよ。
※ここのスタジアムはほんと素晴らしいとは思う。が、それはサッカーを観るという楽しみに全振りされてて、スタグルとかその他を含めサッカーを楽しむという面では改善点がいくつもあると思う。
【トリニータ選手たち】:
タカーギ:61分の戻りながらのビッグセーブに痺れた。
三竿:DFラインから最前線まで駆け上がる姿が好き。
エンリケ:当初はペレイラのバーターだと思ってたが、ここまで重要な役割を担うとは。エンリケの良さを引き出す三竿とかのカバーもあるけど。
小出:好き。43分くらいのタックルは素晴らしかった。攻めのパスも魅せた。
こばゆ兄さん:派手さはないがこうみえてチベットスナギツネ似。
下田:追加点のFKの素晴らしさ。あの軌跡だけでご飯がお替りできる。待望のトリニータ初得点。
野嶽:可能性の怪物。天皇杯に出れないのは痛い①
朝陽:トリニータ初得点が今シーズンの完成形。天皇杯に出れないのは痛い②
新太:今シーズン、伸び率とか理解度の深度とかでは彼が一番伸びたと思う。先制点は憎らしいくらい落ち着いていた。
也真人:随所に顔出すリンクマン。今年のトリニータのサッカーには欠かせない存在。
呉屋ん:片野サッカーにない部分を求めたい欲求もあるが...。天皇杯に出れないのは痛い③
香川:野嶽との交替で攻⇒守の色合いが強いが、野嶽のようにえぐって欲しい。天皇杯の左サイド候補。
伊佐:天皇杯の準決勝で決めちゃうのが13番。
刀根:顔圧で貢献。そうかジュビロ戦でのカレー券で準決勝でれないのか...トニーに天皇杯決勝の場を。
成豪:シーズンの帳尻を最後に合わせる場面を期待したい。
【その他】:
※川崎フロンターレも、ジェジエウとかいないし...とか思っていると、我が軍の方が出れない面子が多いという課題。
※この試合をみて、やっぱり「サイドはえぐってなんぼ」だと思う。
※最後のゴール裏挨拶で、高木が皆を呼びかけるも反応が鈍い状況で、一目散に駆け上がり高木と肩を組み飛び跳ねる片野坂さん。監督の所業に選手も苦笑を交えつつ集い、選手全員で肩を組み飛び跳ねる。決して降格していくチームのふるまいには見えなかった。片さんと歩いた...いや、駆け上がったJ3からの6年間を忘れない。
そして我々はまだ終わっちゃいない。天皇杯でフロンターレに一泡吹かせ、我が軍無敗の国立競技場で新たな歴史を作ろう。
Wait a minute! Wait a minute!You ain't heard nothin' yet!
待ってくれ!待ってくれ!お楽しみはこれからだ!
※映画史上初めてのセリフ