トリニータ選手2020シーズン短評【GK/DF編】
えーと...シーズンの終盤3試合くらい、ブログ記事になっていない気がしますが、そんなことは毛頭忘れて、2020シーズンの選手個別評かを...※印は新加入
まずはGKから
GK#01:高木駿
今年はコロナ禍のハードスケジュールの影響を受け、少し不安定な出来だったかとは思う。それが原因かは判らないが、シーズンを通しての絶対的守護神ではなく、一部、2ndであるムンくんにスターティングメンバーを明け渡すも、終盤にかけて奪回。
やらかした数よりも、抜群の反応をみた記憶の方が多いのは記憶補正かしら。
遮二無二、前へ飛び出す姿勢は嫌いではないが、出るなら触ろう。
GK#22:ムン・キョンゴン
苦節4年目にしてリーグ戦初先発。過去天皇杯しか経験がなかった?
もう通訳も必要とせず、ネイティブに日本語をしゃべれるムンくん。韓国人固有の問題として、兵役が控える中、J1の場でピッチに立てた経験は大きいんじゃないかと思う。守護神の場を、高木から完全に奪える程の実力を発揮したわけではない。今後も研鑽が必要だけど、ムンくんには兵役があるからなぁ。いつまでトリニータでの姿を見れるかは不明。
GK#44: 吉田舜※
プレーする場は一度も拝めず評価なし。チャンスはいつ訪れるかは判らないので、ちゃんとその日に備えて爪を研ぎ続けて欲しい。
正直印象はシーズンが始まる前のすきっ歯おししか残っていない。
DF#02:香川勇気※
本職のサイドの強みを見せつけたが、シーズン終盤は怪我で離脱。
今シーズン彼の補強がなかったらと想像すると、ちと恐ろしい。それくらいちゃんと戦力として評価できた。来シーズンはシーズンを通しての活躍を期待している。
地味に、某はる姐さん好みの顔質ではないかと思っている。
DF:#03:三竿雄斗
今年もシーズンを通して怪我無く活躍。昨年と比較して、攻め上がる回数も増えたし、サイドでの意思疎通も上手い事いったんじゃなかろうか。地味に全試合出場ってのは三竿らしくて好き。今年1年怪我無くやってこれたのは三竿にとっても嬉しいんじゃなかろうか。
管理人は試合前の選手紹介動画から溢れる「近鉄の選手感」が大好き。あと兄弟仲が良さそう。
DF#05:鈴木義宜
今年も大分の屋台骨を背負ってプレー。脳震盪の影響を考慮し、シーズンの最終節前にフル出場が止まってしまったが、その偉業はもっと世間的に評価されるべき。フル出場がとまった事と照らし合わせると「鉄人」から「皇帝」(neming by 水沼?)がしっくりくる。
おそろしいのはこれが「伸びた」「成長した」ではなく「鈴木義宜らしくそこにいる」ことが全て。当たり前のように「鈴木義宜」であり「鈴木義宜」をこなしたことであろう。
DF#15:小出悠太※
有事の際のDFラインバックアップと思いきや、主戦場は右サイド起用であった。出場の際はアシストなんかで爪痕を残す事も多かった。来期の守備位置は岩田の動静により不明ではあるが、さらにカタノサッカーの習熟に努めて欲しい。
DF#19:星雄次
惜しくも契約非更改。J3から見ていてとても好きな選手だった。丁寧に丁寧にプレーし、ここぞで攻撃のスイッチを押せる選手として大好きだった。決定率は決して高くはなかったけど、レイチェルとの大外から大外は多くのトリサポの目に焼き付いていると思う。
困った質問や無茶振りに、あざとい笑顔で胡麻化すのずるい。他のチームに移籍しても応援している。
DF#29:岩田智輝
この記事を書いている時点で、岩田のFマリノス移籍が発表されてた。
大分トリニータに居座る選手でないと思っていたし、海外にコネクションのあるチームに移籍するのは納得できる。トリテンの記事を読む限り、契約期間を残しての移籍なので、移籍金もチームに残していく孝行息子だと思う。
攻め上がれて、なおかつ帰ってこれるのは結構な才能だと思う。相手が長身外国人FWだと、高低差を狙われるシーンもあったが、そんな時は刀根だったり羽田だったりが入り、交代するのではなく、一列前に上がるという手段をとってまでフィールドに残るというのは、片さんの信頼を勝ち得ているからだろう。
最終的には海外に羽ばたいて欲しいとは思うが、あの位置で海外でやるのはそこそこハードルが高く、さらにまずはFマリノスさんで位置を確保しなければならない。でも、自分で選んだ道だし、来シーズン、昭和電工ドームへの凱旋を期待している。
DF#30:高橋祐翔※
ルヴァンで一度ベンチには入るも出場機会はなし。
だけど、まだ焦る必要はない。徐々にJ1クオリティのプレーに慣れて力を発揮してくれればと思っている。
DF#41:刀根亮輔
シーズン終盤では、貴重なクローザーとして起用される。ボールを跳ね返すことに関してはなかなかなものを持ってると思う。地味ながら貴重な選手。
顔力がむっちゃ強い。
DF#49:羽田健人※
鈴木のバックアップ的な捉え方をしていたが、どこがどうなったのかボランチで重用。昨シーズンの最終節でその存在を狙われた弱さはなく、広い視野で、気の効いたパスや位置取りがボランチで十分に発揮された。
鈴木不在の試合では、鈴木のスタンド使いかと思うくらい、きっちりとCBの真ん中を勤め上げた。個人的には今年の新人賞をあげたい。
大卒ルーキーのはずなのに、小劇場叩き上げの個性派俳優みたいな風貌がずるい。