恋人との再会【kyuリーグ第14節:日本製鉄大分vs沖縄SV】
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恋人に会いに大分まで車を走らせた。
前日にサンフレッチェvsトリニータが広島であったため、自宅の福岡に戻ったのは深夜だった。それでも、朝10時の約束に、高鳴る胸の鼓動を抑えきれず5時に起きた。
7時前には高速に乗っていた。
でも、もしかすると恋人は恋人じゃない。一方通行的な恋愛かもしれない。
9時過ぎには再会の場所に着く。
あ...いた。彼だ。彼のまんまだ。
そう、ここは大分スポーツ公園昭和電工サッカー・ラグビー場。この日は2019KYFA第47回九州サッカーリーグ 第14節、日本製鉄大分vs沖縄SVの試合が行われた。
彼とは前田俊介。33歳。
恋人でもなんでもないし、沖縄SVのFWである。
サッカー好きには説明はいるまい。
サンフレッチェ広島-大分トリニータ-FC東京-大分トリニータ-コンサドーレ札幌-ガイナーレ鳥取を経て沖縄SVへ。広島ユース時代での天皇杯から含めるとプロ入り17年目。
沖縄SVは、元Jリーガーで、ドイツブンデスリーガでもプレー経験のある高原直泰がオーナーを務め、「さまざまなスポーツ競技を地域密着で行う」という理念のもとに、沖縄の地域に密着した総合スポーツクラブの活動を目指して取り組んでいる。
今、沖縄SVは九州サッカーリーグ(Kyuリーグ)所属。全18節を今シーズン実施し、13節まで全勝で勝ち点39。
この日も日本製鉄大分に1-0で勝利し、14連勝とした。
この沖縄SVに所属する前田俊介を見にいった。
僕は前俊のサッカーが大好きなんだ。
前俊。後半最後の方に交替出場だったんで、ボールに触るのもそう多くはなかったけど、僕には依然と変わらぬボールタッチの様にみえた。
交替待ちのアップを一所懸命していないのも一緒。少し走っちゃあ試合を眺め、終いには線審に「もう少し後ろに下がって」と怒られていた。
多くの前俊サポが、まだ「前俊を諦めない」状態だと思うし、大分にも長く在籍したんだから、もっと多くのトリサポが前俊を見に集まるかと思ったのに、僕を含めトリサポは少なかった。
試合終了後にサインと写真を貰う。
僕はメッシのユニにサインをもらった。
相変わらず、おっさんのファンには塩対応だった事は付け加えておこう。
後ろに立っているのに顔の圧迫感。
高原は監督らしく監督をしてて吃驚。少し老けたものの、現役時代と変わらぬ姿に驚く。高原はオーナー兼監督権選手だそうだ。
少なくはない沖縄SVサポが。
お姉さんの声に合わせて声援をおくるのだが、途中、「お金、お金」とコール。
僕が「うぅわぁ、嫌らしいサポやで」と思うが、岡根の事だったらしい。
確かに試合中「こりゃJでも通用すんで!」と思ってたDFが岡根だった。
恋人と再会して幸せ…
まぁ土曜日と合わせ、サッカー三昧な週末だったよ。