補強どころか補充もできず【今シーズン総括その壱】
https://lovetrinita.blogspot.com/2015/12/blog-post.html
SEKAI NO OWARIってナウなヤングにバカウケなバンドがあるそうで。噂によると...ピエロがいてサーカス団の団長みたいな人がトランシーバーで「どらげない~」って歌うらしい...
....スティーブン・キングの『IT』とレイ・ブラッドベリの『何かが道をやってくる』みたいな感じなんでしょうか。
ITのペニーワイズ
どちらの作品も知らない方がいるならば是非一度読んで欲しい作品です。SEKAI NO OWARIの方はどうでもよいです。
幸いにして不幸なことに両作品とも映像化されておりまして、もうちょっとどげんかこげんかならんかったかと....まぁ『何かが道をやってくる』の冒頭部は雰囲気あったので赦す気になれます。あのサム・ペキンパーが『何かが道をやってくる』の映画化を切望して果たせなかったという話があるんですが、サム・ペキンパー版だったらどういう風になっていたかを考える方が素敵な夜を迎えれる気がする。同じようなシチュエーションとしてティム・バートン版のハリウッドゴジラってのもありますね。
えーと....サッカーのない週末ってのに身体が油断したみたいで、ここ2日程風邪で寝込んでた管理人こと鳥脳です。お陰さまで週末に予定していた事が全部パーになりました。来週こそやりたい事をやりたいと思うですが、部屋のお片づけはいつになったら始められるのでしょうか...(´・ω・`)
さてサッカーの話。
トリニータがJ3に堕ちてしまったのは何故かについて。
僕的には結論が出てて、それは...
監督が駄目だったから
田坂さんが更迭されて、采配2~3試合目くらいの時はまだ判りませんでした。知り合いのトリサポと「ファンボとどっちが駄目だと思う」かと話をしておりましたが、その当時は「うーん」と悩むくらいでしたが、今なら即答できます。
監督が駄目駄目だったから....はい、ちゃんちゃんで終わったしまったらあかんのです。僕ら技術屋はシステムの問題点を発見したら「何故?」を5段階くらい掘り下げます。掘り下げ真の理由を抽出しないことには本質的な問題解決とはならないのです。
最初のアプローチ。
まずなぜ田坂さんは更迭されたか。
それは単に成績が悪かったから...んじゃなぜ成績が悪かったのか。J2での近々の成績は6位、7位と抜群に良くもないけれど、決して悪くない。昨今のJクラブではクラブとしての継続性が鍵を握ることは明白であり、トリニータもその重要性が判った上でJ1では成績が残せなかった田坂さんを切る事なく監督の位置に据えたと思う。
田坂さんの成績をみるとシーズン序盤はそうでもないけど、シーズンの終盤に一度勢いがつく。これは僕らがタサッカーと呼ぶ田坂さんの好むサッカーのやり方が浸透して選手のものになってきたからと僕は思っている。
そうやっとこさシーズン終盤で浸透するのは何故かを考えると、それは毎年キーとなる選手が変わってしまうのが理由の一つ。
昨シーズンの終盤のスタメン・ベンチの選手で今シーズンの終盤に居なかった選手は、高木・林・末吉・伊藤・木村・木島・土岐田・風間。50%の確立で選手がいなくなってる。これでは戦術の熟成もできないし、得点パターンの確立も正直難しい。
昨年の最終節、今シーズンでの社長辞任を表明した青野さんがセレモニーで「来シーズン勝負させて下さい!」と声にだした。あの商売っ気と無縁そうな青野さんが口に出したという事は、そこそこあの時の選手が残る算段があったと思う。
じゃなぜに選手が残らなかったのか。
トリニータというチームの求心力低下が一つの理由。
じゃなぜ求心力が低下したのか、強化部のやり方が一つの原因。
2013年オフ、それまでの苦楽を共にしたキャプテン宮沢と契約非更改。他チーム移籍の報道よりも契約非更改が先に流れた事を考えると、移籍の話が前提ではなく、来期トリニータは貴方と契約しませんとなっていた筈。良い時も悪い時も選手を代表して、サポーターやメディアの前に立ち続けた宮沢をセレモニーをやる訳でもなく放出。
翌年2014年、同じ立ち位置になったのが高木和道。元日本代表で細やかなラインコントロールを実践し、若手DFの手本となっていた高木。サポーターに対して訴求力のあるアピールは下手だったけど、メディア対応やチーム内でのキャプテンシーという面ではキチンとタスクをこなしていたキャプテン。代理人付きで複数年契約が絶対だった彼がそれを曲げてでもトリニータでという思いだったのにあっさり放出。
ここからは僕の想像だけど、たぶんこの辺りの待遇とか処遇とかみて末吉や伊藤は他チームのオファーを受ける気になったんじゃないだろうか。少なくとも伊藤・末吉・林(林は微妙だったと思うけど)の残留の見込みがたっていないと社長のセレモニーの発言はなかった筈。「この3人は残留いけると思います!」って強化部報告してたんでしょ。
今シーズンの動きもまったく評価できない。
監督更迭後監督選びもできず(あれだけ代行からの昇格はないって言ってたのに)、夏の補強もとりあえず名のある選手を取ってきました(けど使われない)。
基本トリニータはお金のないチーム。
お金がないチームならばお金がないなりに、情に訴えかけるとか、目的を与えるとかで選手にやる気を与える事が必要だと思う。選手を取る、選手を放出するだけではなく、選手にやる気とか使命感を与えるのも強化部の大事なお仕事だと思う。
ここには書けないネタだけど、前任の強化部の責任者(現を哲平として)はその辺が駄目駄目駄目すぎたと感じる。きっと前任者は辞任する筈なんでその辺が少しでも来シーズンは改善する事を期待したい。
哲平は多分今頃いろんな事で忙殺されていると思うけど、今後のトリニータを変える大きなターニングポイントで仕事している自覚と責任と重要性を理解した上で楽しんで頑張って欲しい。
哲平頑張って!
この記事は一旦終了。多分続く。
すごく納得です!続きも楽しみにしてます〜
返信削除>1984さん
削除お久しぶりです。
飽きないうちに書くよう頑張ります(笑)
継続って大事ですよね‼
返信削除チームの骨幹!
これは選手だけでなく闘い方やチームのありかたなど…………
>自転車最高さん
削除この前は大銀ドームでどうも!
トリニータにはどう考えてもちゃんとしたGMを置かないと駄目でしょうね