またしても数的有利を活かせず【J2第9節:vsブラウブリッツ秋田】
秋田のストロングポイントを十分に発揮されての敗戦はなかなかつらいものがありました。
前日夜は鶴崎で焼き鳥、口の中が焼き鳥だったんだもん。大分駅にはちょっと気味悪いくらいの良いオブジェが
当日スタではケバブとみどり牛乳ソフトとドミノピザ....ドミノピザは結構食べ応えがあり満腹。
さて試合前から、ちょっとぬるい空気が流れていたわけです。この日のホームゲームはバースデーマッチというかクラブ30周年おめでとうマッチで、試合前にトリニータの歴史が流れていたり、元監督のコメントが流れたりと少しお祭りムード。
各監督のビデオコメントで「相変わらずシャムスカ男前」とか「田坂さん、良い監督なんだから現場復帰しないかな」とか思う中、歴代監督として柳〇さんは出てこず「こりゃ大分FCも正式に無かった事にしてきたか」と感じた。〇田さん、今どこで何やってるんだろう。ハリーポッターシリーズでのヴォルデモード卿扱い(名前を言ってはいけないあの人 (He-Who-Must-Not-Be-Named))並みよ、あの人は。
試合前の挨拶に小林伸二元監督が登場。うちの監督を退いてからも、常に現場から声がかかる優秀な指揮官だよ。ちなみに小林さんの後に「続いてのご挨拶は「や〇〇〇だ」元監督です!」って登場しないかとドキドキハラハラでした。
さて試合の方、トリニータの布陣は以下の通り
新太/長沢のツートップ、左・薩川で、右に堅心!ダブルボランチは弓場と小酒井。DFラインは4枚で左から香川/藤原/安藤/有働。GKは守護神ハマタロ。前節怪我っぽい交代をしていた野嶽がベンチにも入らず苦肉の策として有働くんをサイドバック、堅心を右ウィングバックの位置へ。こういう布陣を組まざるをえない状況が悲しい。
ベンチスタートは西川、デルラン、松尾、ペレイラ、中川、伊佐、宇津元。うーん、当然ながらベンチも層が薄い。
対するブラウブリッツ秋田さん、ここの監督さんはなんか新興宗教の教祖みたいな喋り方がツボ。スタメンGKの圍は、僕がまだFC東京を愛人にしていた当時の新加入選手だった。もう32歳なんだ....結構なチームを渡り歩いているし、苦労人なんだな。
キックオフ
の前にエンドを入れ替えられる。ドームでエンドを交替させられてよかった記憶がないのが、すぐさま現実に。
前半4分、相手のシュートを一度はハマタロが弾くも、こぼれ球に入ってくる選手は秋田の選手で失点。
悪夢は続く....前半14分、なんか向こう側でわちゃわちゃやってるなと思ってると、どうやらPK判定の模様。現地ではさっぱり分らんかったかったけど、家に戻りDAZNを観てあれがハンド判定されたのが疑問。どうみても弓場の顔に当たってるとしか見えないんだけど。VARのないJ2を恨むが、あれをああ判定してしまうジャッジも不満。
開始15分で試合が壊れたトリニータであるが、サッカーの神様も少しはこの試合を面白くしようと試みる。前半38分、相手MF丹羽詩温さんが2枚目のイエローカードで退場。ホームゲームは2試合続いての数的有利な試合に。このまま守備を固められるとちょっと試合が難しいと思ったが、秋田さんは特別守備を固める様子は見えず。一人少ない分多く動いて試合を成立させる模様。
前半40分、秋田の混乱をついて新太が裏へ抜け出し、ゴールを揺らす、トリニータ1点差に詰め寄る。この調子であれば後半45分あれば追いつけるし、追い越せると思ったが、後で振り返るとこの混乱していた時期に追いつかなければならない試合だった。
前半終了
後半開始
後半0分:香川→松尾
薩川が左SBにおち、右WBに松尾、堅心がボランチに降りて、弓場が左WBに。
後半19分:堅心→中川
後半31分:有働→宇津元
後半31分:新太→伊佐
トリニータは攻めるも真ん中をしっかりと固めた秋田の牙城は崩せない。トリニータは少しアイデア不足な感じ。こんなシチュエーションでノムとか也真人とかいればと感じてしまう。
後半40分:弓場→ペレイラ
ペレイラをいれてパワープレーを狙うも後半46分、逆に秋田さんに決められ万事休す。痛い敗戦となったがこの選手層ではこんなものかとも心が折れかける敗戦であった。
【ブラウブリッツ秋田さん達】:
※2,30人くらいのサポーターさんが来県。まぁ日曜日だししょうがない。東北と九州じゃなぁ
※相変わらずチームとしてベクトルというか、同じ方向を向いているというか、愚直というか好感の持てるチームだよ秋田さんは
【トリニータ選手たち】:
ハマタロ:まぁしょうがねぇって失点ばかり。この日の出来で3失点記録させるのは不憫
香川:攻めで効果的な場面をまだ今シーズンみていない
藤原:守備陣として、試合冒頭での2失点はあかん
安藤:守備陣として、試合冒頭での2失点はあかん2
有働:本格加入前に大分FCのブラックぶりに嫌気がさしてしまわんか心配
弓場:なぜゆえにあの誤審シーンでもっと抗議しなかったんだろう(腕にあたった感触があったのか)
小酒井:アンカー小酒井はあまり機能しなかった
薩川:悪くはないがもうひと頑張り
堅心:右サイドの人選じゃないと思う
長沢:長沢用のボールはあまり配給されなかったが、そこをなんとかするのがFW
新太:新太らしい得点
松尾:身体はきれていた
中川:前節で課題を提起していたのが気になる
宇津元:あの位置で使われても
伊佐:悲しいかな得点の香り漂わず
ペレイラ:使い方はこれであっているのか
【その他】:
※VARの無いJ2であるが、この日のジャッジは不信感つのりまくり。J2の試合を始めてジャッジしたようだけど、弓場のケースはきちんと意見書かなんかを提出してほしいものである。
※この試合勝ったら生アルベルト勝利の唄聞けたのに
※せっかく雨中の群馬で快勝したのがまた仕切り直し。次節はちょっと普通に強豪チームにもどりつつあるお犬様。管理人は現地観戦予定
【選手投票】:
意地の一撃は素晴らしく新太らしかったので新太が受賞
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