知彼知己者百戰不殆４
知彼知己者百戰不殆の続き
徳島ヴォルティス
昨シーズンのJ2で一番負けなかったチーム。23引分というJ2記録を達成。シーズンの半分以上引き分けとる。言い方を変えれば勝ち切れなかったチーム。
いったい徳島さんの強化部は、スペイン人指導者にどういうコネがあるのだろうか。リカルド・ロドリゲス、ダニエル・ポヤトスさんと結果を出しながら金満J1に監督を奪われて、新たな指導者を連れてこれるのは不思議でならない。今年はレアル・ソシエダで分析コーチをしていたベニャート・ラバインさんを連れてきた。まだこのラバインさんが当たりかどうかは不明。
監督が変わる事により継続性がどう影響するかも判らないけど、個人的には一美和成さんの京都への移籍は結構影響がデカい気がしている。
補強面では、名古屋グランパスさんから柿谷曜一朗さんを、アビスパ福岡さんからトリサポのよく知る渡大生を獲得。両名ともヴォルティスさんに在籍経験ありなので古巣復帰。
トリニータではそのポテンシャルを十分に活かしきれたとは言い難いが渡大生の理屈を超えたスーパープレーが飛び出すようだと、決して侮れはしない。
トリニータの開幕戦相手だけに気になる所ではあるが、ラバインさんが「よだきい」事を「しちくじく」言ってチームに浸透していない事を期待したい。
Vファーレン長崎
昨シーズン前半戦5位で終わった時点で、松田監督からファビオ・カリーレ監督に交代。その後チームは上向きにならず最終的に11位...という事からカリーレ監督の手腕は、個人的にそこまで評価していない。
が、今シーズンは最初から指揮をとる訳だし、補強面ではアビスパからファンマ・デルカドさん、清水からDFのヴァウドさん、大分から増山朝陽を獲得しているし、より監督の希望が入った補強だと思われるので甘くみない方が良いかも。
増山朝陽にやられるのが一番堪える筈なので、あのヌルっというか体幹の強いドリブルには気を付けたい。
ロアッソ熊本
昨シーズン、我がトリニータを昇格プレーオフで阻んだ敵。最終的にJ1入替戦までいったが京都にドローで昇格できず。シーズンオフは、トリニータ以上に草刈り場になった印象。
代わりのメンバーに大木イズムが浸透するのがキーだけど、J3から積み上げてきたものが、すぐに身に着くとは思っていない。昨シーズンの再現はできないんじゃないかと思ってる。
大分トリニータ
相変わらずユニフォーム情報なし。
管理人の信仰上の断トツ優勝候補（今なら何とでもいえる）。
J1復帰がマストだった昨シーズン。結局昇格できずに無理を押していた編成が削減。前から夢生、呉屋、ネット、下田、こばゆ、健太、朝陽、小出、三竿、伊東が流出。こうして並べてみると大流出なんだけど、個人的には残った方だと思ってる。
昨シーズン怪我人続出で、メンバーをとっかえひっかえだったことを考えると、今シーズン選手の皆が怪我無く1年を闘ってくれる事を前提にメンバーは揃ってる。まぁ少し健太の穴というか右サイドが不安だけど、きっと代わりの選手が出てくるはず。
補強面では、ブラジルから左利きのDFであるデルランを、J3に降格したFC琉球から主力の池田廉、秋田からアカデミー出身の茂平とGKの新井、J3今治から昨シーズンのJ3ベスト11に選ばれた安藤を獲得。貧乏チームらしくはあるけど、それなりに厭らしく獲得できている（と思ってる）。あとは新卒とか期限付き移籍復帰とかでやりくり。
伊東とかが契約1年で満了になった事とか、今シーズンのはじめに下平さんが選手にどういう持って行き方をしたいかをヒアリングしている状況を考えるに、もしかすると4バックは最初から想定されておらず3バックでいくのではないかと考えてる。ペレイラにボランチ特性があるとはどうしても思えないので、デルラン/ペレイラ/坂or安藤or上夷で回す気じゃないじゃろか。
右のサイドの人選だけ不安はあるけど、ある程度長沢用のセンタリングを上げれるのであればなんとかなりそうな気もする。
うん、優勝候補だこれは（過度な信仰は盲目になるのです）。
最後に我が戦闘服こと2023のユニフォームについて、J2のチームでちゃんとした情報が無いのはいわきFCとトリニータだけ。我が軍はまたユニフォームが発表されてもサポーターの手元に届くのは、GW前後になる予感。ユニフォームサプライヤーのPUMAさんが、我が軍に対するプライオリティが低いとも聞くが、ロアッソさんより低いとは思えない（悪くてタイぐらい）ので、ひとえにスポンサーの決定だと思う。シーズン開幕までに手に入れようと思うと、スポンサーの決定って8月ぐらいには決まらないといけないと聞いたことがあります。それなりに金のかかるチームなので、ステージがあがればそれなりの金額は欲しいと思うでしょうから8月くらいには決められないんでしょうな...orz。
