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川西ずどんというより川西辻斬りなイメージ【J2第41節:vsツエーゲン金沢】

 残り一つ。残り一つ勝てばJ1昇格。
 最後の最後までシーズンを楽しませてくれるチームに感謝したい。
 たとえ最終節に負けたとしても、目標とする勝ち点、昇格プレーオフ参加は既に勝ち得ている。胸をはって臨んでほしい。


 ....っても、自動昇格の位置から、昇格プレーオフ枠へ最後の最後で落ちちゃうのは、モチベーションだだ下がりだし、今シーズンの昇格プレーオフは勝っても、ラスボスみたいなJ1と入れ替え戦だし....ああ、勝たんとあかん。勝って昇格をつかみ取りたい。勝つと負けるでは大違いなのよ。もう誤審でもオウンゴールでも、PKでも構わんから11/17は勝ちたいよぉ。
 という事で、山形参戦決定の管理人こと鳥脳です。

 残り5,6試合になったところで、一番難しいカードになると感じてたのがこの日の金沢戦。他のチームは喉から手が出るほど勝ち点が欲しいチーム。最終節の山形もホーム最終節は勝利で飾りたい筈。この金沢だけが、アウェイで勝ち点持ち帰ればええんちゃうんのチーム。そしてそんなに悪いサッカーやってる訳じゃないところがね。いや、ほんと想像以上にきつかったよ。

 ホーム最終節は、前節に引き続き混雑が予想される為、10時前にはドームに到着。
 とりあえずローソンで購入したつくね棒を前菜として食す。ひなたぼっこしながら食べてると、B○STAの円陣に入ってしまい、試合前のミーティングで、さもBU○TAの人のようにテレビに撮られた。
 IWGPならぬDWNP(大銀ドーム・西口・ニータン・パーク)でチーズドッグを購入。サーブの手際の悪さで随分と長い事行列に並ぶ。まぁ期待していた通りの味。驚くほどのことではなかった。

 ついでに隣のお店の大分産大葉入りのタマゴサラダサンドイッチも購入。全部試合前に食べあげる。全部前菜。

 開門後席を確保したらバス待ち。
 バスのお出迎えって何回もやってるけど、この日が一番多かったんじゃないかな。

 いろんな旗が風にたなびく風景ってとっても好き。


 バスに乗ってる選手の顔をみてて、まぁ個人的な感想とか願望だけど、ごっちゃんの顔が緊張で顔面蒼白・顔面ガチガチだった気がする(あくまでも個人的な感想)。

 ドームに戻り、最近これを食べてから見る試合は全勝なので、希感舎のカレーにトリカツトッピングを。こうみえて結構ジンクス気にするタイプ。山形NDスタジアムでも希感舎のカレー売って欲しい。

 カレーを食べながら、毎度の馬鹿話をしている間に阿部真央さんのスペシャルライブが開催。歌が上手い人だなぁと思いながら、この手の曲っていったいどういった層が聞くのか疑問に感じる。まぁ毒にも薬にもならない僕のブログより薬にはなりそうなのであまり深くは考えない。

 さて試合。
 トリニータは藤本の体調不良が戻らず、前線は伊佐-馬場-清本の構成。
 ベンチスタートは、キョンゴン・岡野・那須川・川西・林・三平・ごっちゃん。
 対する金沢には恩返し弾候補なし。

 福森や三平のセレモニーが終了した後キックオフ。

 相手の良さを消すことには定評があるヤンツー戦術。目立たぬ筈の丸谷に杉浦さんをマンマーク気味でぶつけてくる。
 サイドからの攻撃もブロックをつくった相手には効果的ではなかった。またレイチェル-岩田と清本の連携の呼吸が合わずロストするシーンも。
 前半はリスクを恐れシュートまでいけないシーンが多かったと思うが、前半終了前はレイチェルがえぐってゴール前の形は作れだす。
 スコアレスで前半終了

 後半開始
 49分。エリア前で馬場が倒されFKを獲得(これは馬場の倒れ方が上手かったと思う)。清本のスタメンは、清本の調子がよかったことが一番だと思うが(この日見せ場はなかったけど)、こういったシーンでのキッカーを期待されての事だと思う。
 速度と精度を兼ね備えたキックがゴール前へ、そしてその位置に飛び込む完全フリーの鈴木。こういったシーン、今シーズン少なかったなぁ...(´・ω・`)
 トリニータ待望の先制点。

 が、56分。杉浦さんのシュートに一度は反応した高木がこぼしたボールに清本さんが蹴り込み、金沢同点においつく。こういったワンチャンスを決めてくるチーム嫌い。

 66分:馬場→三平
 66分:丸谷→川西

 膠着した試合を打破すべく、片野坂さんが2枚替え。片野サッカーではけっこう聖域的な扱いな筈の丸谷を交代。より剥がすことに長けた川西投入。

 77分:金沢:加藤さん→金子さん

 81分:清本→ごっちゃん

 82分:金沢:沼田さん→毛利さん

 とヤンツーもこちらの交替に対応すべく、手を打ってくる。

 86分。
 ここまできたら引き分けの可能性が高そうなのに、両チームの采配ぐあいを考えるとこのままでは終わらなそうな雰囲気があった。直前はレイチェルのグラウンダーのクロスとか、伊佐の反転シュートなどで、トリニータが攻めてる中、金沢の集中力も途切れない。
 レイチェルが攻め込むもスペースがなく後ろに戻る。右サイドに人が集中する中、逆サイドに張る川西へ。間合いを測る川西。そしてカットイン。相手に掴まれるも先手をとった身体は倒れずわずかな空間めがけて蹴り込む。
 揺れるサイドネット。試合後半で効果的な、そして極めて大きい勝ち越し弾。川西カットインと同時に、守備陣を引き連れ僅かな空間を作り出した三平とごっちゃんもナイスプレーだった。

 長いロスタイムを踏ん張り試合は終了。
 この勝利で勝てば自動昇格できる状況を維持した。


【ツエーゲン金沢さん達】:
※前々節の松本山雅FCさんと比較すると、ちょっと寂しい人数での応援であった。まぁ金沢から大分は着難いよね。そのサポーターの方々が少しでも大分を堪能してくれたら幸い。
※ヤンツーのサッカーやだねぇ。ほんと嫌(褒め言葉)。これで選手が揃ったら怖いよ。

【トリニータ選手たち】:
高木:時間稼ぎの岩田に突っ込む。
福森:横浜戦ほど酷くはなかった。ふっきれた?
鈴木:今季初得点。もうちょっとこういうケースが欲しい。
岩田:シュート惜しかった。時間稼ぎを高木に突っ込まれる。
丸谷:目立たぬこと正義がヤンツーに見破られる。仕事させてもらえず。
前田:球際で勝負できてた。この時期で使われていること自体が彼の評価。川西ゴール時は、川西ヘッドバンドを掲げる。
星:惜しい頑張りが何度か。ここ数試合頑張りが報われず。
レイチェル:最初は清本と意思疎通ができていいなかったが、徐々にいつものレイチェルへ。
馬場:心強く、外へ発信できる主将の存在に安堵する。
清本:右サイドと呼吸が合わずも、FKという起用の期待に応える。
伊佐:泥臭く、伊佐らしくプレー。決めたかった。

三平:試合終了間際の反転シュートは決めたかった。月間MVPの表彰後、スタメンに入ろうと画策。川西ゴール時の動きは川西を判っている証拠。
川西:メンタルで左右されるタイプ
ごっちゃん:試合終了間際のチャンスはボールキープを選択。川西ゴール時の動きは川西を判っている証拠2。

トリテンの無料の奴だけ
試合レポート:金沢の密封守備に苦戦も魅惑の川西弾で白星をもぎ取り最終節へ

監督コメント:片野坂知宏監督【記者会見】「金沢さんはわれわれの攻撃の芽を摘む守備をしてきた」

MF 48 川西翔太「パスの移動中にゴールまでのイメージができていた」
DF 5 鈴木義宜「キヨのキックの速さと助走の短さはわかっていた」
GK 31 高木駿「ボールを動かして変化しない相手をなんとか変化させた」

【その他】:
※『川西ずどん』につきる。でも「ずどん」というより、真剣の居合切りなイメージかなぁ。とにかくなかなかスタメンや控えで使われない状況。メンバーに入っていない選手たちと一緒に「チャンスが来たときにちゃんとやれるよう腐らずにやろう」と言い合いながら練習してこれた。修行さんの「こういうときこの状況のためにお前が入ってるんやぞ」の言葉にも惚れる。ほんと色んな思いが重なりあっての、このシュート。ほんと現地では言葉にならなかった。この状況を判っているだけに涙が出かかった。思わず隣の4歳児ママと抱きあっちゃったもん。
※川西のシュートだけでご飯何杯もお替りできる。
※鈴木のシュートといい、川西のシュートといいベンチのメンバーと喜ぶ状況がいい。チームがバラバラじゃない。
※ちょっと用事があり、セレモニーに参加せず自宅に戻ったんだけど、家でDAZNの川西インタビューを見てほんとほっこりしたし。ベテランとして修行さんがいる理由がよく判った。修行さん抱いて。
※試合開始前の選手アップ。謎のブラジル人練習生はおいといて、修行さんや兼田もピッチに集まってる姿が印象的。GKという難儀な稼業だけど、1年お疲れ様でした。あと1試合よろしくお願い致します。

※選手入場時、前田が抱えてるお子さんは?と思っていると、どうやらフジモンの子らしい。
※可動席がでるもしっか埋まる14,069人。でもこれすら間に合わぬぐらいの人で埋めたかった。

 ということで泣いても笑っても残り一試合。できるなら笑って終わりたい。勝とう。勝って終わろう。

【おまけ画像】:












大分トリニータ2018 7234271033910432886

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