仮面ライダー哀歌(エレジー)【雑記】
仮面ライダー=本郷猛は改造人間である。
彼を改造したショッカーは、世界制覇を企む悪の秘密結社である。
仮面ライダーは人間の自由のために、ショッカーと闘うのだ!
仮面ライダーは僕が6歳の時に始まったヒーロー番組。以降2号、V3、X、アマゾン、ストロンガーと続き僕はこの辺で離脱(アマゾンは関西→大分の転校があった為、放映時期の違いにより見れていない)。その後スカイライダー、スーパー1、BLACKで昭和ライダーは終わる。
10年以上の時を経て、2000年から平成ライダーと呼ばれる仮面ライダーシリーズが復活。
クウガ、アギト、龍騎、555、剣、響鬼、カブト、電王、キバ、ディケイド、W、オーズ、フォーゼ、ウィザード、鎧武、ドライブ、ゴースト、エグゼイド、ビルド、ジオウ。令和になってゼロワン、セイバー、リバイス、ギーツと続いている。
平成以降のライダーは若手俳優の登竜門みたいな感じになり、オダギリ・ジョー(クウガ)とか水嶋ヒロ(カブト)とか佐藤健(電王)とか菅田将暉(W)とか他にも一杯。
最近ではライダーと名乗るものの、オートバイには乗らなかったり、ライダー同士で戦ってたり、ファンタジーだったりといろいろと思う事はあるけれど、昭和のライダーと平成以降のライダーの違いに大きなものが一つ。
改造人間ではない
って事。これは臓器移植だのの医療技術が広く行われるようになったことが考慮され、以前のように「改造人間」という表現を用いるのには抵抗があった為、制作陣が設定変更を加えて行ったらしい。
普通の兄ちゃんがベルトを巻くだけで仮面ライダーになってしまう時代がやってきたのだ。これが良い事なのか哀しい事なのかは、はっきり言って判らない。
改造人間として凄いパワーを持つ本郷猛は、その因果関係でもあり敵であるショッカーがなくなれば、その力を持て余すだけの存在意義のないものになってしまう。今のライダーは敵がいなくなれば、ベルトを捨てて普通の暮らしに戻れるのは正直ズルいよなぁとは思うけど、これが時代の流れってもんなんだろう。
ちなみに管理人は、高専生だった頃アルバイトで、明野祭りに参加するスカイライダー(の中の人)になった事がある。真夏のスーツは暑くて、臭くて....子供はその頃から好きだったけど、餓鬼は嫌いだという事を認識したアルバイトだったなぁ。
さらにちなみに、その昔「オレたちひょうきん族」の1コーナーであった「かまへんライダー」はとても好きだった。あと「ごっつええ感じ」のゴレンジャイとか。