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宿敵ロティーナ(誉め言葉)【J1第29節:vsセレッソ大阪】

 僕の好きな映画の作品の一つに「遠い空の向こうに」があります。原題は「October Sky」。原題は原作の「Rocket Boys」のアナグラムになっています。



 高校生4人がコンテストに出て、NASAのロケット工学者に成長する物語。時には挫折し、時には励まされ、成長していく姿が素晴らしい名作です。若かりしジェイク・ギレンホールが主演で、良い演技を若い頃からしとります。


 さてミッドウィークの水曜日、管理人こと鳥脳は遠い空の向こうから、昭和電工ドームに思いをはせつつ、自宅のDAZN環境で、トリニータの勝利、セレッソ大阪相手に、いやロティーナ相手に勝利を願っておりました。

 知念のロケットばりの得点ぶちかましての勝利...を願ってたんですけどねぇ。


 はい....またしてもトリニータはロティーナ相手に得点をあげられませんでした。


 失点しなければ、無得点でも勝ち点1を得られるんですが、大分が産んだ天才キヨシタケシヒロシさんに決められて敗戦。前半ぽこんと失点。あとは攻勢にでるも守り切られてウノゼロで。うーん、なんだか開幕戦を繰り返しみせられたような感じ。


 さて試合。トリニータの布陣は以下の通り。

 ワントップに知念、トップ下に野村/町田、左・三竿に右・レイチェル、ダブルボランチに島川/長谷川、DFラインは左から刀根/鈴木/岩田、GKはタカーギ。

 ベンチスタートはムンくん、田中、高山、高畑、こばゆ兄さん、伊佐、髙澤。

 中3日にしては、あまり交代のないメンバー。三平とかこの連戦を睨んで、前節は温存したと思ってたのに....。

 対するセレッソ大阪さん、大分が産んだ天才キヨシタケシヒロシさん以外は、あまり大分側からすると思い入れのないメンバー。


 さて試合開始。

 

 ロティーナvs片野坂の試合は戦術の読みあい部分から始まっていると思うけど、トリニータが準備したであろう、セレッソのいつもの4バック。これをロティーナは、3バックぎみの布陣で対応してくる。明確に3バックだったわけじゃなく攻める時には4バック、ボール非保持は5バックでとかなりポジションは流動的な感じ。対する面子もコロコロ変わり、トリニータは前半押され気味。


 前半10分。サイドでボールを上手くもたれ、鈴木がちょっとサイドへ引き出された好きに、中央に清武が。清武が振り抜いたボールは、三竿にあたりコースが変わり、高木は反応できず失点。当たった三竿も責められんし、タカーギもあれは防げない。アンラッキーな形で失点。


 後半は頭から田中を投入。三竿がDFラインに下がり、左WBに田中が。


 後半開始:刀根→田中


 左サイドを活性化させたことによるのか、セレッソさんを押し込む。真ん中をしっかり固めれば、トリニータのサイドからのボールは防げると自信があったのか、セレッソは引き気味になり、トリニータのサイド攻略が実施できるようになるが、真ん中にどっしりマテイ・ヨニッチが立ちふさがり好機と呼べるほどのチャンスはなし。


 64分:島川→こばゆ兄さん

 64分:町田→髙澤


 78分:レイチェル→高畑

 78分:知念→伊佐


 高畑と田中はポジション入れ替えを試みるが、活性化した筈のサイドは少し沈黙。


 トリニータは後半主導権を握ったものの、得点の香りが漂ったのは、髙澤のヘディング1回だけだったと思うし、まぁ固めてボールを持たせてくれただけだったように思える。


【セレッソ大阪さん達】:

※試合前のロティーナさんのインタビュー。「片野坂とはよく対戦しているので、手の内は知ってる」的なコメント。智将同士の対戦は観てて面白い。

※ブルーノ・メンデスさんは上手い。あのボールを収められる能力だけで相当セレッソは助かっている筈。

※マテイ・ヨニッチさん固い守備よねぇ。

※奥埜さん、すげぇ総力。1試合で13.54kmは恐ろしい。

※キヨシタケシヒロシが、ヒーローインタビューで「監督が変わるんで...」とポロリ。正式には発表されていない筈だとは思うけど、チーム内には意思伝達されてるんだろうなぁ。ロティーナが来期も日本で監督するかは判りませんが、J1の監督でないことを祈る。「千葉で、夢をかなえてみないか」と伝えようよ、誰か。


【トリニータ選手たち】:

高木:失点シーンはノーチャンス。気にしない。

刀根:三竿ほど縦にはいけないことが前半で露呈。

鈴木:ちょっとサイドにつり出されるシーンが多かった。

岩田:思い切った攻撃には参加できず。

長谷川:長短のパスを披露....は控えめ。

島川:シマミウソン。

三竿:堅実にはプレー。

レイチェル:仕掛け少なく現段階でのコンディションの悪さを露呈。このままだと右サイドの補強がポストシーズンの課題。

野村:前半は善戦で孤立。なんとかしようとの試みは判った。

町田:後半、下がってから右サイドが非活性化した。ポジショニング秀逸。

知念:前線で孤立。一度凄いミドルがあったが、ああいったのを繰り返したい。


田中:後半攻勢の要因だとは思うけど、崩すまではいかず。ちょっと一時期の調子の良さは消えている。

髙澤:ヘディング、ありゃ決まったと思ったけど、相手GKのキム・ジンヒョン誉めるしかしょうがない。

こばゆ兄さん:目立たぬも好プレーあり。

伊佐:こじあけられず。

高畑:ベンチに入り出ない試合は全勝。出た試合だったせいか敗戦。もう少し、若者らしい思い切りの良さが欲しい。


【その他】:

※この日の裏試合で、フロンターレさんが優勝決定。フロンターレさん、サポの皆様、優勝おめでとうございます。

※試合後のインタビューでの片さんが、物凄く力弱く、悲しそうに見えた。

※トリニータのやり方自体は間違っていないと思っている。このやり方を突き詰めよう。ただ僕は、このやり方を貫いた上での、このやり方を逸脱する前線の工夫が最後には必要だと思ってる。野村や町田や三平はそれを実行できる筈。あ、小塚も。

※今度は中2日で守備のお堅い名古屋さんと対戦。向こうはミッドウィークに試合がなく体調万全でくると思われ、苦しい戦いになるかとは思うけど、ここは選手全員で良い試合を築いて欲しい。コロナが心配だけど今年初アウェイ観戦予定。

大分トリニータ2020 7381457802312632530

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