諦めないで!(真矢みき風)【J1第26節:vs横浜FC】
悪夢しかみない管理人こと鳥脳です。
どんな悪夢かは判らない(覚えていない)のですが、まぁ碌な人生送ってこなかった管理人のことですから、夜中にうなされるのは覚悟の上です(誰がうなされてたって教えてくれたかは秘密)。
悪夢しかみない人生は悲しくもありますが、現実では贔屓のチームが後半うっちゃってくれたりするので堪りません。
昨年のアウェイ浦和戦並みにDAZNの後半84分くらいからアディショナルタイム終了まで繰り返しみております。
試合はノリーちゃんとzoom&DAZN観戦。
さて、そんなトリサポ胸熱なアウェイ横浜FC戦のスタメン。
伊佐ワントップ、田中・野村のシャドー、左星くんの右小出、島川・長谷川のダブルボランチ、守備はいつもの左から三竿・鈴木・岩田。GKはタカーギ。
ベンチスタートはムンくん、刀根、羽田、高山、町田、髙澤、知念。連戦である横浜FCを視野に入れて、前節は伊佐温存とみた。
対する横浜FCさん、昔J2で対戦してた時は「昔の名前で出ています」的なベテランが多いイメージでしたが、今は結構活きのいい若手が揃っている感じ。まぁチームの在籍メンバーに飛びぬけて平均年齢を上げてしまうベテランが複数いるからなぁ。
試合開始。
片さんと、同い年で、昔からの知り合いで、チームメイトになったこともある下平監督。ホームでやってた時は、試合前の練習時に長らく話し込んでいた二人。たしか今年のホーム戦では、前半にビューティホーな崩しで田中が先制し、しかもPKまでゲットして、こりゃもろたと思ったのに、その田中によるPK失敗から、後半は躍動されてあっぷあっぷでなんとか1-0で勝った試合。
この試合は前半から横浜FCペース。トリニータもプレスをかけたいのだがうまくずらされプレスが無効化される。
前半29分:FKから一度フェイントを入れられDFラインが崩れると、田代さんにラインを破られ失点。ああも簡単にラインブレイクされちゃうあたりセットプレーの対策が必要。0-1
さらに3分後:質のよいアーリークロスを岩田の前に飛び込まれさらに失点。0-2。
こりゃあかんとビールを飲むピッチもあがる。zoomでノリーちゃんに「2-0は危険なスコア」とか「前回対戦と逆になる」とか強がりを言う。正直、トリニータの得点力では、試合が終わったと感じてたし、それを納得させるだけの前半の出来だった。
しかし前半44分。あれだけ得点の香りが漂わなかったセットプレー、CKでニアに島川が飛び込み1点差に。1-2。
俊郎~~!好きだ~~!愛してる~~!!
2点差は危険なスコアであること横浜FCに教えて差し上げたかったのに、1点差で前半終了。
後半開始:星→髙澤。
髙澤がトップ下に、田中が左サイドに入る。
俊郎のセットプレーからの得点が勢いを与えたのか、伊佐がプレスを頑張ったからか、もしくは、横浜FCの腰が引けちゃったのか原因は定かではないが、勢いがトリニータに戻ってくる。
もうそっからはトリニータペース。強がりで言ってた通り、前半・横浜、後半・大分の流れ。まぁでもこっからの1点が遠い。
完全に腰砕けの横浜FCは、GK六反さんのカレー券ゲットとともに、低い位置からの繋ぎを放棄し、ロングボールな戦術になってしまう。また最後の方は3バックに変更し、ボールの被保持は5バック化するフォーメーションを選択。
74分:小出→高山
74分:伊佐→知念
78分:島川→羽田
82分:長谷川→町田
最後の町田投入なんて、相手が前に出てこない事を想定して攻撃のカードだと思う。町田はボランチというよりシャドー的な立ち位置で試合に参加。
後半88分:町田からの縦パスを知念が思い切りのよいシュートは相手DFにあたり、GKに触られながらもネットを揺らす。あそこで知念に縦パス入れれるのも町田だし、知念のシュートに対して、こぼれ球を押し込みに相手GKに詰めるのも町田(髙澤もちゃんと詰めてたけど)。
喜びを爆発させるでもなくクールな知念。
完全にトリニータ押せ押せムード。
後半90+3分:野村の変態パスにシュートを打つ知念。惜しくも相手DFにあたり枠を捕らえなかったけど、そのCKの延長戦。 野村が放ったCKはファーに流れ、一度は六反さんがパンチングで逃げるものの、そのこぼれ球は岩田の元へ。岩田はファーに絶妙クロスを、そこにフリーで待っていたのは田中!きちんと相手を見ながらのヘディングは六反さんの手の届かぬファーのサイドネットを揺らす。トリニータ土壇場で逆転!3-2。
最後はロングボールを鹿島ろうとして知念が失敗して試合終了。現地でみてたトリサポは羨ましい、痺れる試合だったろうなぁ。
【横浜FCさん達】:
※下平さん、佇まいがお洒落。けど、今回は打つ手法が尽く逆目に影響した気もする。
※瀬沼さんは好きな選手。あの新興宗教の教主っぽい語り口が大好き。
※この若手の躍動感をもってすれば来年はさらに躍進できる可能性が...と思った矢先に、斉藤光毅さんの来季移籍のニュース....お互い、苦労しますなぁ。
※トリサポお馴染みニッパツ。ニッパツといえばビールのお姉さんが隣に座ってくれる「ニッパツキャバクラシステム」の地なんだけど、コロナ禍の中あのシステムはいまどうなってるんだろう。
【トリニータ選手たち】:
高木:2失点の責任は薄い。ありゃ止められん。
三竿:果敢にエリア内に侵入のシーンもあり。
鈴木:帝王として2失点は反省すべき。
岩田:凄いミドルとか、決勝点のセンタリングとか、斉藤光毅さんへの守備姿勢だとか誉めるところは沢山あるんだけど、2失点の時のボールウォッチャーぶりを叱責したい。
長谷川:左右の散らしが凄いのは判っているので、町田のような前につけるパスを、またサイドチェンジ並みの精度をもったミドルを。
島川:This is Football
星:伊佐stagramの「せっせっせいやーせせせいやー」の部分で最後までやらないのずるあざとい。
小出:バイシクル不発。
野村:変態さを充分にアピール。古巣相手に気合がはいった状態。DAZNで最後に横浜FCサポの方と交流の姿が映る。
田中:WBに移ってからの、勝負集中でのキレ。トップ下でごちゃごちゃ考えさせるより魅力的だと思う(怖さ具合で)
ガッツポーズは相変わらずかっこ悪い。
伊佐:前半ダメダメ、後半イケイケの主犯。下がった後のピッチ鼓舞具合も各所で報告される。
髙澤:伊佐stagramでは、初年度の長谷川よりハートが強そう。
高山:一度センタリングをミスったのを、伊佐に突っ込まれる。
知念:徐々にフィット感を醸し出してきた。あの時間からの出場でシュートをあれだけ打つのなら、フル出場ならどれだけ打ってくれるのか。
羽田:何気に初年度でこれだけ使われるのも凄いと思う。しかも定位置ではなくて。
町田:ボランチの役割というよりシャドーでリンクマンな動き。やっぱり也真人は良い選手。
【その他】
※試合後のインタビューで田中達也が「ゴールを決めれば勝率100%」の話をふられ、思わずにやけまんざらでもない表情。
※DAZNに知り合いが沢山映り込む。
※統制のとれた手拍子に、声も出していないのにチャントが脳内に響き渡る不思議。
※その統制のとれた手拍子の裏に、ゴール裏の滑り芸人ことグッチなんかの努力があったと思うと胸熱。
※田中のゴールリプレーの背後にベンチから見守る伊佐の姿に胸熱。
※タイムアップ寸前の知念の身体の入れ方で相手に勝つ場面好き。
いやぁ、GOTO(ごっちゃんじゃなくて)で柏って思ってたけど、延期になりそうな雰囲気満々。こればっかりは柏さんの責任ではないので文句はいうまい。