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鬼(木監督のサッカーとフロンターレを破)滅(させるトリニータ)の刃:【J1第28節:vs川崎フロンターレ】


 すいません、久々の更新です(だって試合やってなかったんだもん)。 



 鬼滅の刃....流行ってますね。

 かくいう僕も、コミックス全巻大人買いしました。

 汚れた大人のA代表スタメンのような管理人には、竈門炭治郎のような、まっすぐな、純粋な...結晶のような生き方を見ると身体全体が痒くなる気がします。まぁ内容はスピーディで、変な引き延ばしもなく良い内容だとは思います。


 さて先週末のトリニータは、ホームで川崎フロンターレと。

 この川崎フロンターレさん、大分トリニータと今節対戦する前までに、23勝3分2敗と異様に強い。前半で対戦した時は、確か0-2で敗戦。トリニータは型も作れずボロ負けに近い内容であったと微かな記憶が。あまりの体たらくに、日本酒をぐびぐび飲んだ記憶しかありませんが、その直後のフロンターレさんの結果が、札幌相手に5-1だった事を考えると「トリニータ、善戦したんじゃね」とすら思える始末。

 そんな強い川崎フロンターレさん、この試合に勝つと最速J1優勝が決まる試合。普段はDAZNでしかしない放映も、天下のNHKさんがBSで流してくれるという待遇。DAZNの中継も、下田&岩政という豪華布陣。TOS&元焼肉屋と次元が違います。

 中継的には、フロンターレのこれまでの強さを説明しつつ、今節での優勝おめでとー...の流れを期待されているのをひしひしと実感。



 ...ところがどっこい、大分トリニータが勝ってしまうという結果に。

 まさに「よもや、よもやだ」って奴です。






 まぁ正直、相手は中2日で、こっちは中17日。多くのトリサポは、結果を知ってから「片さんに17日も準備期間を与えるとこうなるよねぇ」と思った筈。


 トリニータの布陣は以下の通り。


 ワントップに伊佐。町田と野村のシャドー。左・タナタツ、右・小出。ダブルボランチに島川・長谷川。DFラインは左から三竿・鈴木・岩田。GKはタカーギ。

 ベンチスタートはムンくん、刀根、小塚、高山、高畑、こばゆ兄さん、髙澤。スタメン発表を受けた僕の感想としては、ちょっと控えが弱いかなという感じ。髙澤を伊佐交代のトップと考えた場合、トップ下を交替でやれるメンバーがちと足りない感じ。

 対する川崎フロンターレさん、中2日の試合にスタメンを4枚交換。今季をもって引退する日本を代表する選手である中村憲剛がスタメン。ジェジエウさんは前節でのカードで出場停止。家長は原因不明。

 今年のチャンピオンチームなのに(まだ決まっていない)、知念は出場できないというけつの穴の小ささ。



 さてさてキックオフ。


 おおっ!トリニータ勝負になってる。

 というか、トリニータ攻勢だよ。フロンターレさんに対して、準備したこと、対策したこと、全てが出せている状況。

 フロンターレのワンボランチにプレスをかけ自由にさせず、フロンターレの思うような試合運びをさせなかったのが大きい。ちゃんとフロンターレのプレスを交わせるDF陣でのパス回しに対してもフロンターレの意思統一がない感じであった。

 トリニータはチーム全体として上手い感じがしているよ。





 お互い対策を講じあう前半の飲水タイムが終わった前半36分。一旦は相手に奪われたボールをすかさず絡めとり、町田へパス。走り出した野村に、町田が絶妙なパス。上手く相手DFの前に出た野村に対し、昭和のイケメンちっくなフロンターレのゲームキャプテン谷口さんが思わず手を出し、トリニータPK奪取!谷口さんにはレッドカードが提示される。

 それまでファインセーブの嵐だったチョン・ソンリョンさん相手に、ここしかないスピードとコースで打ち切った野村がPKをゲット!大方の予想に反してトリニータ先制!


 一人少なくなったせいもあり、その後ボールはトリニータが保持するペースが続く。惜しいチャンスもありながらも前半が終了。


 後半開始。

 川崎フロンターレの攻め方/守り方は準備できていたものの、相手が一人少ない状況まで準備できておらず、後半は若干押し込まれる展開。

 が、しかし、トリニータの守備陣が気迫のこもった、集中した守備を見せそこまでのピンチなシーンは作られない。


 63分:伊佐→髙澤

 63分:小出→高山


 小出が少し痛んで交代。伊佐stagramを観る限り、大ごとではなさそうなのだが、少し心配。


 74分:町田→小塚

 74分:長谷川→こばゆ兄さん


 83分:島川→刀根


 相手がレアンドロ・ダミアンさんを投入して、岩田とのミスマッチを狙ってきたので、岩田を1列上げ、刀根を投入。刀根は期待に応え、相手をそうそう自由にはさせず。


 試合は後半動かずトリニータが逃げ切り成功。

 前出の「よもや よもやだ」の結果に。


 まさに


 「鬼(木監督のサッカーとフロンターレを破)滅(させるトリニータ)の刃」


 という内容だったと思う。


【川崎フロンターレさん達】:

※中村憲剛のサッカーや人となりが好きだったなぁ。今シーズンはまだ続きますが、ひとまずはお疲れ様でした。

※フロンターレの優勝を見届けようと、多くのフロサポが来県。優勝するようなチームのサポですから、そら立ち居振る舞いは見事でした。どっかの赤い人たちとちが(以下略)。

※先発メンバーに「夢心動力(夢は心のプロテイン)」がいた。

※ベンチの丹野。大分の風土病「タンノ」の感染源という噂があるが、チョン・ソンリョンさん相手では、1stGKの座は難しいなぁ。最後、挨拶にくるかと思ったよ。

※うちの知念くんは、この川崎フロンターレのメンバーに戻っても、苦労するのは目に見えてるので....まぁ、なんだ、もう1年、片さんの元でやってみないか?


【大分トリニータ選手たち】:

高木:そんなにピンチは招かず。古巣相手に恩返しのシャットアウト。

三竿:目立たぬも要所で効いてた。

鈴木:全集中・鉄の呼吸・トリニータの型。

岩田:良い攻め上がり。最後はボランチの位置もこなせるユーティリティ性。

長谷川:前半はフロンターレのプレスを交わす良い動き。後半は優位的な位置をとれず。

島川:危険を察知しそれを潰す。シマミウソン。

田中:田中はサイド!信者であるが、この日のようにクロスを尽く相手DFにぶつけてしまうのをみると信仰が揺らぐ。

野村:人相が輩チックな羽生さん(千葉→東京)に見えてしょうがない。

町田:試合終了後のスタジアム挨拶は萌え袖。

伊佐:完璧。唯一足りないのは得点だけ。


高山:さりげなくフロンターレアカデミー出身。

髙澤:交代の意図を実行できたかは不明。

小塚:圧倒的に試合勘が足りない。こんなもんじゃないはず。

こばゆ兄さん:久々の出場を思わせない戦術理解度。

刀根:気迫でゴールを守る


【その他】:

※フロンターレさんは、この日の試合で負けて、日曜のガンバが負けて、試合もない日に優勝がきまってしまい。水曜日に行われるガンバとの直接対決で負けて、微妙な感じでホームの優勝セレモニーを行って欲しかったが、ガンバが日曜日に勝ったのでお預け。

※トリニータはこの勝利で、神戸を抜いて11位に。神戸がほとんど残り試合がない中、抜かれる事はあまりないと思うので、次は10位の柏レイソルを抜かそう。

※まぁ終わってみれば、片さんに中17日も与えるとそうなるよね...と思える幸せ。



【おまけ画像】:







大分トリニータ2020 8150398345288844191

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