ごとうですよ!【J3開幕戦:vsAC長野パルセイロ】
https://lovetrinita.blogspot.com/2016/03/j3vsac.html
全国5000万人のトリサポの皆さん
新シーズンあけましておめでとうございます!
いやぁ...勝つって素敵。ここ数年、開幕戦はプレシーズン扱いにする内容ばかりだったものねぇ。とりあえずJ3に戦いの場を移したトリニータの2016シーズンの開幕戦は勝ちました!ダントツ優勝候補と言われていたAC長野パルセイロに勝ちました!嘘じゃなくて本当に勝ちました!今年は勝ったんで、開幕戦の事をプレシーズンマッチって書かなくてすむよー!
開幕戦、そして大勝利ってことでいつもに増して画像と文章多目でお送りいたします。
さてJ1/J2に遅れること2週間。我等がJ3にもシーズン開幕がやってきたって事で....本職は給料泥棒と自称する管理人、来期の事業計画の説明会があるというのに当たり前のように休暇申請を提出。そうこのブログのお約束「ドバイへのバカンス」プロジェクトを発動。土曜日午後のJetstarに乗って帰省。
空港でトリサポのMr.アメフラシことダイちゃんと、FC東京サポで、若狭サポなにっちさんと遭遇。にっちさんとは大分駅前までのエアライナーでお隣に。
大分駅前から自宅へ移動と思いきや、えのきず姐さん主催シーズン開幕前夜祭が『まんとく』で開催されるとの情報を耳にし、そのまま都町へ。まんとくの地鶏のタタキはほんと大好き。飲兵衛な仲間と軽く焼酎2本を空にしてから、2次会会場へ。そこでも焼酎飲んで、更に〆のラーメンまで食べて深夜に実家へ帰宅。
キックオフは14時だというのに10時には待機列へ。
久しぶりの仲間と新シーズン開幕のご挨拶。
開門前の短い時間で、今期の選手のチャントを決める集いが。
ホームでの大分のゴール裏には主に3つのサポクラが存在するんだけど、それぞれが選手のチャントを考えてきてプレゼンして、サポクラ以外のサポーターも含めて多数決で決める方式。僕的にはこれはないよねと思うチャントでも、それが素敵と思う人が一定数いるという事を認識した。やっぱり人ってそれぞれなのね...うん、勉強になった。
個人的には大津くんのチャントは卑怯なくらいに面白いチャントでした。トリセドールの皆さん、あれ素敵です。あとBUSTAはプレゼンが上手いよ(笑)。BUSTAのでは吉平翼のは良いと思うよ。
開門後、自分の席を確保した後は、まずは高松に次ぐチーム古参のニータンに会いに行く。ニータン相変わらず可愛いよ...しかし、カクシカくんの隣の芸人っぽいコンビは誰?大分では有名なん?
写真には収めていないけど、カクシカくんにお付きのダイハツのお姉さんが綺麗な人でした。
今年のユニフォームが飾られていたので画像に収める。NetOneSystemsさんの背中もカッコ良かったけどジェイリースもなかなか。
大分FCの営業T﨑さんがしつこく自画自賛していた選手と写真が取れるシステム(笑)...いやいいのよ、こういった積み重ねをコツコツする必要もあるよ、きっと。ちなみにこのシステム、選手の部分は取り外しでき、次回は違う選手で行うとの事。ホームは15試合しかないから残り誰が選ばれるのかしら。この日は事情あって出場しない主将山岸だった。
やっとスタグルタイム。
残念なことに屋台村はなくなってしまったが、コンコースを中心にそこそこのお店が残ってくれて、そこまで酷い状況ではなく一安心。昨シーズンの鳥脳Awards第3位の「あつめし」も無事継続。まぁこのシステムは夏場どうするってのはあるけどね。
スタグルでお腹を満たした後は選手バスのお出迎え。ファンキーなおっさんを見かける。
選手バスをお迎えした後は決起集会。
BUSTAのガスペくんは本当に煽りが上手くなったなぁ。
スタジアムでは最近恒例の大分高校書道部によるパフォーマンス。お上手。
さて試合の方。
トリニータの布陣はこんな感じ。
トリニータの今年を引っ張ってくれる予定だった山岸は練習中のアクシデントから大事をとってベンチ入りせず。伊佐も怪我だしある程度スクランブルな布陣は、FWに大津、翼。左サイドにレイチェル、右に清本。ダブルのボランチはトリニータ史上初の日本人背番号10を担ぐ昌也とファンソンス。DFラインは左から山口・鈴木・ダニエル・岩田。GKは「神」福元。
対するAC長野パルセイロさんで注目はやっぱり背番号11を担ぐDF阪田...さん。サイドにトリニータではお馴染み夛田くん。控えには去年のシーズン途中に救世主として獲得した荒田が。
個人的にはFW#32の近藤祐介が(笑)好きな選手なんだよ...(´・ω・`)
あと愛媛から期限付き移籍の渡辺亮太さん。190cmと長身という事で前線のこの二人に当ててから展開って容易に想像できる布陣。
試合開始。
試合開始直後からトリニータの勢いがパルセイロさんを押しこむ。想像していたよりもずっとずっと良い感じ。FW2人が若者のせいか思い切りよくプレスをかけてパルセイロさんを思うようにプレーさせない。
前半はファンソンスのプレッシャーから阪田さんがミスしたボールを吉平が奪いシュート、残念ながらクロスバーを叩いたり、セットプレーから鈴木がシュートを打つもポストを叩いたり....惜しいシーンはトリニータばかりだったように思う。これは前半はあまりパルセイロさんがプレスにこず、中盤より後ろは余裕をもってプレーできていたせいでもあろう。
セットプレーもトリニータは数多く、パルセイロさんの守備が混乱しているうちになんとか点を取りたかったが、そこはパルセイロさんも粘り、前半は0-0で終了。
あまりやられる気はしなかったけど、このまま得点がとれずじれたところを事故みたいに点を取られるのが怖くはあった(昨年のトラウマ)。
後半も概ねトリニータペースで進むも、57分にパルセイロさんが近藤→東さんを投入したあたりはパルセイロさんがリズムを掴む。前半はあまり見られなかった前線からのプレスと、どーんと構えるFW2枚の布陣から佐藤さんと投入された東さんという動く基点を上手く捉えらなかったのが原因かも。やっぱり活発にプレスを交わし続けれるほどの上手さはまだトリニータにない。
しかし、ここは昨年後半と違いきちんと戦術、戦略に長けた監督が指揮をとっていると違う。片野坂さんは69分に吉平→後藤、79分に清本→坂井と投入。この投入がちゃんと機能するのが凄いと思ってしまうのは昨年駄目駄目な例を見続けていたせいかもしれない。
この交替が見事に実を結ぶ。
82分。サイドを基点にボールを回すトリニータ、坂井の仕掛けが潰れた後に山口がゴール前に絶妙なクロス。その直前にいったん引いてDFをはがした後藤が再びエリア内に走り込み、これまた絶妙なそらし。そのボールには相手GKは届かず。ついにトリニータ先制!
パルセイロさんは直後の83分に碓井さん→荒田とボランチの数を減らしFWを投入。対する片野坂さんは90+2分、レイチェル→福森とし山口を真ん中へ移動し5バックできっちりと固める。
パルセイロさんはロスタイムに謎の交替有永→菅野をみせるもそのまま試合は終了。2011年のアウェイ岐阜戦以来の開幕戦勝利。ホーム開幕戦とするといつ以来かさっぱり思い出せないくらい開幕戦に弱いトリニータが、見事に勝利を飾ったのであった。
あとはいつもの短評形式で....。
【トリニータ選手たち】:
上福元:無失点ではあるがちょっとボールのハンドリングに不安定さがみられるシーンもあったので「神」福元ではなく並福元。
岩田:ルーキーがいきなりのリーグ戦初出場(だよね?)危ない場面はそれほど見られず充分に合格点。
ダニエル:J2でも化け物クラスといわれたダニエルの無双っぷりに危機感はなし。
鈴木:昨年の最多出場時間で経験を積んだ元ルーキーは今年は更に安定感を増している。高い位置取りで早目のチェックも披露。
山口:ところどころ不安定なバックパスがみられるも、急なスクランブルを補う出来。後半残り時間の少ない時間帯でも果敢な攻め上がりを魅せ、決勝点を演出した見事なクロスは素晴らしい。
ファンソンス:昌也が動くのと対象的に、さりげなく危ないスペースを潰す動きに少し惚れる。エスパルスの枝村のようにステルスな時が絶好調なのかもしれない。
昌也:背番号10、そしてキャプテンマーク。上手さと賢さをプレーで表現。
清本:不遜なドリブラーらしさを十二分に発揮。シュートまでもっていく姿勢は好きなタイプ。
レイチェル:スピードスターらしい攻めを何度も披露。
大津:練習で感じていた物足りないイメージを払拭する頑張りをみせた。技術的にはまだまだだけど、それを上回る気持ちを如何なく発揮。試合終了後のラインダンスで足を上げた瞬間に攣るという笑いの神様も降臨(笑)。攣りながらも三平の無茶ぶりにもちゃんと反応し、ゴール裏のサポーターの心を一気に掴んだ。
翼:ルーキーながら何だろうあのメンタル。この子は絶対に伸びると妙に確信する。前半終わり付近のあのシュートは惜しかったけど、近いうちに初ゴールは間違いなく決まるよ。試合終了後、ベンチから猛ダッシュで昌也のところに行けるくらいフィジカルもある。
後藤:昨年までと違いFWの位置で使われればこの位の活躍はできる。開幕戦終了時の平均で考えれば、今シーズン30得点やで後藤。あとインタビューの練習もしっかりと。何言ってるかさっぱり判らんぞ(笑)
坂井:劣勢に傾いたのを修正した。
福森:試合を終わらせる守備力強化に貢献。昨年は同期の鈴木が伸びたんだから今年は君の番だぞ。
【AC長野パルセイロさん達】:
※200人近くのサポーターさんが。大分を堪能していただけたでしょうかね。
※阪田さんも夛田くんも長野サポさんは満足してくれているんじゃないかと思えるくらいには2人は躍動。
※荒田がベンチスタートで途中から出場するってのは結果に繋がらないのは昨年トリニータが証明した筈なのにパルセイロさんは...。荒田は先発で使ってなんぼ。
※良くは知らないんだけどAC長野パルセイロさんのサポーターって代表系の流れなん?チャントが聞いたことあるような奴ばかりでちょっとがっかり。
※勝又さんとかいたらまた違ったサッカーだったんだろうか。まだ連携が熟成していないうちに当たれたのはもしかするとラッキーだったのかもしれない。
※管理人は下衆の極みな初老なんで試合に勝った時は相手チームサポの方がどう感じたのかを覗きにいきます...えーえー下衆な野郎なんです。今回もパルセイロサポさんのブログを探したのですが...一つしか見つからなかったよ...(´・ω・`)
もうブログもオワコンなのかしら....。
※試合終了後に阪田さんと夛田君が挨拶に....あれ?荒田は
【その他】:
※正直、試合前のどんな想像よりも実際の試合の方が出来が良かった。口には出さないけど、すっげぇネガティブな発想ばかりしてました。まぁだからこその喜び爆発なんですけどね。
※三平がまだ復帰できず、伊佐が怪我をし、高松もブログなんかを始める現在。前目の選手はチームとしてのファーストチョイスではないんだが、起用された若手二人が惜しむことなく走りきったお陰での快勝とみた。プレミアで活躍中の岡崎とか、FC東京の米本とか、チームの為に走ってくれる選手がいるとチームって活性化するよね。
※片野坂さんは持ってる(笑)...勝ち越すと守備的5バックになるのは前監督と同じ筈なのに、なにこの全然違う感。
※片野坂さんの監督会見の映像で、嬉しさが内面からじわじわしている雰囲気が好き。
※今年背中のスポンサーに昇格したジェイリースさんがビッグフラッグを作ってくれた。決してお安いものじゃないのに快く準備してくれたジェイリースさんに感謝。あんなビッグフラッグが4つもあるチームなんてJ1でもそうそうない筈。選手入場時4枚のビッグフラッグが舞うゴール裏は壮観だったよ。
※J3に堕ちてさらに観客数が減ったら....と不安でしょうがなかったけど、この日は9,189人。何気にJ2での昨年の開幕戦よりも多い。まぁ昨年はアウェイの開幕戦でパルプンテを炸裂させた後だったしなぁ。ちなみにこの「9,189人」...J3の動員新記録なんですってJ3、ちょっとチョロ過ぎ...シーズン終盤ホームで優勝決定とかなりそうだったら、この倍はくるで。
また観客だけでなく、大銀ドームに欠かせないボランティアの方々も143名!ボランティアの方々もトリニータというフットボールを構成する大事な要素だよね...そんな1/143になんとトリサポ関東組のタクちゃんの妹さんが!
これがまたタクちゃんに似ているんだか似ていないんだかはっきりしない可愛らしいお嬢さんで、何気にタクちゃんの事を「お義兄さん」と呼ぶ準備は万全です。
※今年も我々のスポンサー活動である「ボスケテ大作戦」の表示を確認。
※もう10年近く大銀ドームへ通っているというのに、初めてトリニータくじを引いてみる。大分FCの元美人広報Tさんがいたので「『当たりくじ』下さい!」ってお願いしたのに多分末等だったよ。くっそーまた購入してやる。
【試合記録】(トリニータ公式)
試合が終わってだらだらと友達と喋りも終わり自宅へ帰宅。もう繰り返しスカパーオンデマンドで試合を振り返る。夜中からはJ3ハイライトも。へぇ...都並さんのお子さんってパルセイロにいるのか。
翌日の月曜日もお休みなので天理大との練習試合を前半だけ見学してから関東に帰国。
次節のアウェイ鹿児島戦はうっかりものの鹿児島さんがm3連休の初日なんぞに日程を組んだ為、航空機チケットが馬鹿高で断念。口惜しいので鹿児島ならぬ鹿島でトリニータ戦をオンデマンドする予定。
待ってろ麻生ハムのポトフ。
【おまけ画像】
新シーズンあけましておめでとうございます!
いやぁ...勝つって素敵。ここ数年、開幕戦はプレシーズン扱いにする内容ばかりだったものねぇ。とりあえずJ3に戦いの場を移したトリニータの2016シーズンの開幕戦は勝ちました!ダントツ優勝候補と言われていたAC長野パルセイロに勝ちました!嘘じゃなくて本当に勝ちました!今年は勝ったんで、開幕戦の事をプレシーズンマッチって書かなくてすむよー!
開幕戦、そして大勝利ってことでいつもに増して画像と文章多目でお送りいたします。
さてJ1/J2に遅れること2週間。我等がJ3にもシーズン開幕がやってきたって事で....本職は給料泥棒と自称する管理人、来期の事業計画の説明会があるというのに当たり前のように休暇申請を提出。そうこのブログのお約束「ドバイへのバカンス」プロジェクトを発動。土曜日午後のJetstarに乗って帰省。
空港でトリサポのMr.アメフラシことダイちゃんと、FC東京サポで、若狭サポなにっちさんと遭遇。にっちさんとは大分駅前までのエアライナーでお隣に。
大分駅前から自宅へ移動と思いきや、えのきず姐さん主催シーズン開幕前夜祭が『まんとく』で開催されるとの情報を耳にし、そのまま都町へ。まんとくの地鶏のタタキはほんと大好き。飲兵衛な仲間と軽く焼酎2本を空にしてから、2次会会場へ。そこでも焼酎飲んで、更に〆のラーメンまで食べて深夜に実家へ帰宅。
キックオフは14時だというのに10時には待機列へ。
久しぶりの仲間と新シーズン開幕のご挨拶。
開門前の短い時間で、今期の選手のチャントを決める集いが。
ホームでの大分のゴール裏には主に3つのサポクラが存在するんだけど、それぞれが選手のチャントを考えてきてプレゼンして、サポクラ以外のサポーターも含めて多数決で決める方式。僕的にはこれはないよねと思うチャントでも、それが素敵と思う人が一定数いるという事を認識した。やっぱり人ってそれぞれなのね...うん、勉強になった。
個人的には大津くんのチャントは卑怯なくらいに面白いチャントでした。トリセドールの皆さん、あれ素敵です。あとBUSTAはプレゼンが上手いよ(笑)。BUSTAのでは吉平翼のは良いと思うよ。
開門後、自分の席を確保した後は、まずは高松に次ぐチーム古参のニータンに会いに行く。ニータン相変わらず可愛いよ...しかし、カクシカくんの隣の芸人っぽいコンビは誰?大分では有名なん?
写真には収めていないけど、カクシカくんにお付きのダイハツのお姉さんが綺麗な人でした。
今年のユニフォームが飾られていたので画像に収める。NetOneSystemsさんの背中もカッコ良かったけどジェイリースもなかなか。
大分FCの営業T﨑さんがしつこく自画自賛していた選手と写真が取れるシステム(笑)...いやいいのよ、こういった積み重ねをコツコツする必要もあるよ、きっと。ちなみにこのシステム、選手の部分は取り外しでき、次回は違う選手で行うとの事。ホームは15試合しかないから残り誰が選ばれるのかしら。この日は事情あって出場しない主将山岸だった。
やっとスタグルタイム。
残念なことに屋台村はなくなってしまったが、コンコースを中心にそこそこのお店が残ってくれて、そこまで酷い状況ではなく一安心。昨シーズンの鳥脳Awards第3位の「あつめし」も無事継続。まぁこのシステムは夏場どうするってのはあるけどね。
スタグルでお腹を満たした後は選手バスのお出迎え。ファンキーなおっさんを見かける。
選手バスをお迎えした後は決起集会。
BUSTAのガスペくんは本当に煽りが上手くなったなぁ。
スタジアムでは最近恒例の大分高校書道部によるパフォーマンス。お上手。
さて試合の方。
トリニータの布陣はこんな感じ。
トリニータの今年を引っ張ってくれる予定だった山岸は練習中のアクシデントから大事をとってベンチ入りせず。伊佐も怪我だしある程度スクランブルな布陣は、FWに大津、翼。左サイドにレイチェル、右に清本。ダブルのボランチはトリニータ史上初の日本人背番号10を担ぐ昌也とファンソンス。DFラインは左から山口・鈴木・ダニエル・岩田。GKは「神」福元。
対するAC長野パルセイロさんで注目はやっぱり背番号11を担ぐDF阪田...さん。サイドにトリニータではお馴染み夛田くん。控えには去年のシーズン途中に救世主として獲得した荒田が。
個人的にはFW#32の近藤祐介が(笑)好きな選手なんだよ...(´・ω・`)
あと愛媛から期限付き移籍の渡辺亮太さん。190cmと長身という事で前線のこの二人に当ててから展開って容易に想像できる布陣。
試合開始。
試合開始直後からトリニータの勢いがパルセイロさんを押しこむ。想像していたよりもずっとずっと良い感じ。FW2人が若者のせいか思い切りよくプレスをかけてパルセイロさんを思うようにプレーさせない。
前半はファンソンスのプレッシャーから阪田さんがミスしたボールを吉平が奪いシュート、残念ながらクロスバーを叩いたり、セットプレーから鈴木がシュートを打つもポストを叩いたり....惜しいシーンはトリニータばかりだったように思う。これは前半はあまりパルセイロさんがプレスにこず、中盤より後ろは余裕をもってプレーできていたせいでもあろう。
セットプレーもトリニータは数多く、パルセイロさんの守備が混乱しているうちになんとか点を取りたかったが、そこはパルセイロさんも粘り、前半は0-0で終了。
あまりやられる気はしなかったけど、このまま得点がとれずじれたところを事故みたいに点を取られるのが怖くはあった(昨年のトラウマ)。
後半も概ねトリニータペースで進むも、57分にパルセイロさんが近藤→東さんを投入したあたりはパルセイロさんがリズムを掴む。前半はあまり見られなかった前線からのプレスと、どーんと構えるFW2枚の布陣から佐藤さんと投入された東さんという動く基点を上手く捉えらなかったのが原因かも。やっぱり活発にプレスを交わし続けれるほどの上手さはまだトリニータにない。
しかし、ここは昨年後半と違いきちんと戦術、戦略に長けた監督が指揮をとっていると違う。片野坂さんは69分に吉平→後藤、79分に清本→坂井と投入。この投入がちゃんと機能するのが凄いと思ってしまうのは昨年駄目駄目な例を見続けていたせいかもしれない。
この交替が見事に実を結ぶ。
82分。サイドを基点にボールを回すトリニータ、坂井の仕掛けが潰れた後に山口がゴール前に絶妙なクロス。その直前にいったん引いてDFをはがした後藤が再びエリア内に走り込み、これまた絶妙なそらし。そのボールには相手GKは届かず。ついにトリニータ先制!
パルセイロさんは直後の83分に碓井さん→荒田とボランチの数を減らしFWを投入。対する片野坂さんは90+2分、レイチェル→福森とし山口を真ん中へ移動し5バックできっちりと固める。
パルセイロさんはロスタイムに謎の交替有永→菅野をみせるもそのまま試合は終了。2011年のアウェイ岐阜戦以来の開幕戦勝利。ホーム開幕戦とするといつ以来かさっぱり思い出せないくらい開幕戦に弱いトリニータが、見事に勝利を飾ったのであった。
あとはいつもの短評形式で....。
【トリニータ選手たち】:
上福元:無失点ではあるがちょっとボールのハンドリングに不安定さがみられるシーンもあったので「神」福元ではなく並福元。
岩田:ルーキーがいきなりのリーグ戦初出場(だよね?)危ない場面はそれほど見られず充分に合格点。
ダニエル:J2でも化け物クラスといわれたダニエルの無双っぷりに危機感はなし。
鈴木:昨年の最多出場時間で経験を積んだ元ルーキーは今年は更に安定感を増している。高い位置取りで早目のチェックも披露。
山口:ところどころ不安定なバックパスがみられるも、急なスクランブルを補う出来。後半残り時間の少ない時間帯でも果敢な攻め上がりを魅せ、決勝点を演出した見事なクロスは素晴らしい。
ファンソンス:昌也が動くのと対象的に、さりげなく危ないスペースを潰す動きに少し惚れる。エスパルスの枝村のようにステルスな時が絶好調なのかもしれない。
昌也:背番号10、そしてキャプテンマーク。上手さと賢さをプレーで表現。
清本:不遜なドリブラーらしさを十二分に発揮。シュートまでもっていく姿勢は好きなタイプ。
レイチェル:スピードスターらしい攻めを何度も披露。
大津:練習で感じていた物足りないイメージを払拭する頑張りをみせた。技術的にはまだまだだけど、それを上回る気持ちを如何なく発揮。試合終了後のラインダンスで足を上げた瞬間に攣るという笑いの神様も降臨(笑)。攣りながらも三平の無茶ぶりにもちゃんと反応し、ゴール裏のサポーターの心を一気に掴んだ。
翼:ルーキーながら何だろうあのメンタル。この子は絶対に伸びると妙に確信する。前半終わり付近のあのシュートは惜しかったけど、近いうちに初ゴールは間違いなく決まるよ。試合終了後、ベンチから猛ダッシュで昌也のところに行けるくらいフィジカルもある。
後藤:昨年までと違いFWの位置で使われればこの位の活躍はできる。開幕戦終了時の平均で考えれば、今シーズン30得点やで後藤。あとインタビューの練習もしっかりと。何言ってるかさっぱり判らんぞ(笑)
坂井:劣勢に傾いたのを修正した。
福森:試合を終わらせる守備力強化に貢献。昨年は同期の鈴木が伸びたんだから今年は君の番だぞ。
【AC長野パルセイロさん達】:
※200人近くのサポーターさんが。大分を堪能していただけたでしょうかね。
※阪田さんも夛田くんも長野サポさんは満足してくれているんじゃないかと思えるくらいには2人は躍動。
※荒田がベンチスタートで途中から出場するってのは結果に繋がらないのは昨年トリニータが証明した筈なのにパルセイロさんは...。荒田は先発で使ってなんぼ。
※良くは知らないんだけどAC長野パルセイロさんのサポーターって代表系の流れなん?チャントが聞いたことあるような奴ばかりでちょっとがっかり。
※勝又さんとかいたらまた違ったサッカーだったんだろうか。まだ連携が熟成していないうちに当たれたのはもしかするとラッキーだったのかもしれない。
※管理人は下衆の極みな初老なんで試合に勝った時は相手チームサポの方がどう感じたのかを覗きにいきます...えーえー下衆な野郎なんです。今回もパルセイロサポさんのブログを探したのですが...一つしか見つからなかったよ...(´・ω・`)
もうブログもオワコンなのかしら....。
※試合終了後に阪田さんと夛田君が挨拶に....あれ?荒田は
【その他】:
※正直、試合前のどんな想像よりも実際の試合の方が出来が良かった。口には出さないけど、すっげぇネガティブな発想ばかりしてました。まぁだからこその喜び爆発なんですけどね。
※三平がまだ復帰できず、伊佐が怪我をし、高松もブログなんかを始める現在。前目の選手はチームとしてのファーストチョイスではないんだが、起用された若手二人が惜しむことなく走りきったお陰での快勝とみた。プレミアで活躍中の岡崎とか、FC東京の米本とか、チームの為に走ってくれる選手がいるとチームって活性化するよね。
※片野坂さんは持ってる(笑)...勝ち越すと守備的5バックになるのは前監督と同じ筈なのに、なにこの全然違う感。
※片野坂さんの監督会見の映像で、嬉しさが内面からじわじわしている雰囲気が好き。
※今年背中のスポンサーに昇格したジェイリースさんがビッグフラッグを作ってくれた。決してお安いものじゃないのに快く準備してくれたジェイリースさんに感謝。あんなビッグフラッグが4つもあるチームなんてJ1でもそうそうない筈。選手入場時4枚のビッグフラッグが舞うゴール裏は壮観だったよ。
※J3に堕ちてさらに観客数が減ったら....と不安でしょうがなかったけど、この日は9,189人。何気にJ2での昨年の開幕戦よりも多い。まぁ昨年はアウェイの開幕戦でパルプンテを炸裂させた後だったしなぁ。ちなみにこの「9,189人」...J3の動員新記録なんですってJ3、ちょっとチョロ過ぎ...シーズン終盤ホームで優勝決定とかなりそうだったら、この倍はくるで。
また観客だけでなく、大銀ドームに欠かせないボランティアの方々も143名!ボランティアの方々もトリニータというフットボールを構成する大事な要素だよね...そんな1/143になんとトリサポ関東組のタクちゃんの妹さんが!
これがまたタクちゃんに似ているんだか似ていないんだかはっきりしない可愛らしいお嬢さんで、何気にタクちゃんの事を「お義兄さん」と呼ぶ準備は万全です。
※今年も我々のスポンサー活動である「ボスケテ大作戦」の表示を確認。
※もう10年近く大銀ドームへ通っているというのに、初めてトリニータくじを引いてみる。大分FCの元美人広報Tさんがいたので「『当たりくじ』下さい!」ってお願いしたのに多分末等だったよ。くっそーまた購入してやる。
【試合記録】(トリニータ公式)
試合が終わってだらだらと友達と喋りも終わり自宅へ帰宅。もう繰り返しスカパーオンデマンドで試合を振り返る。夜中からはJ3ハイライトも。へぇ...都並さんのお子さんってパルセイロにいるのか。
翌日の月曜日もお休みなので天理大との練習試合を前半だけ見学してから関東に帰国。
次節のアウェイ鹿児島戦はうっかりものの鹿児島さんがm3連休の初日なんぞに日程を組んだ為、航空機チケットが馬鹿高で断念。口惜しいので鹿児島ならぬ鹿島でトリニータ戦をオンデマンドする予定。
待ってろ麻生ハムのポトフ。
【おまけ画像】
お...お義兄さん
吉坂コールに応える謎のブラジル人
なんか、イキイキしてました🎵
返信削除合宿を組んで大銀ドームに行って本当によかったと思えました❗
翼くんは🎵おお化けしますよ‼
一歩づつ進みましょう✨
自転車最高さん
削除どもご挨拶できて何よりでした!
吉平は間違いなく化けますね、あれは。
おつかめさまです。
返信削除スカパーで観てましたが、昨年と違い選手が自信を持って動けていたように見えました。
大分ユースはいい選手をコンスタントに出しますよね。個人的には岩田君の落ち着きと、吉平君の大物感がすごかったです。
2名ともダニエル、三平というお手本をしっかりと見ながら育ってほしいですね。
後は、実況だけですね・・・。
(小笠原さん戻ってきて欲しいなぁ。)
ネイビアンさん、お久しぶりです。
削除実況...ほんと小笠原さんの安定感は良かったですけど、もうお偉い方なんで実況はやらないんだろうなぁ。
ちなみに大分ユースで2年目の姫野くんが管理人的にはお勧めな素材です。
全体的に「井上裕大」臭が漂いますが、組織には不可欠の良いパーソナリティを持っています