石川直のアクセル【J1第4節：FC東京vsヴァンフォーレ甲府】

　石川直がアクセルを踏み込む瞬間が好きだ。

　あの一瞬の切れ味を感じる為に僕たちはスタジアムへ足を運ぶ。


　ども、管理人こと鳥脳です。
　J1第4節：FC東京vsヴァンフォーレ甲府を観戦したのでそのレポート。

　多少の雨が予想されたので少しだけ早目に味スタへ到着。いつものように待機列用の黄金色の麦サイダーを1リットル/人購入。

　待機列で食すはスリーエフの山賊焼きと、味スタでお気に入りのハンバーガー。ここのハンバーガーは注文を受けてからお肉を焼き始める。出来たてアツアツで、ちゃんと肉の味を堪能できる素晴らしい一品。そのひと手間がかかる分、青赤横丁ではなくフードコートでの提供になっているのかもしれない。

こっちはチリバーガー

こっちはチーズバーガー

　ハンバーガーができるまでの間、お店の人と会話。長谷川健太と同じ高校だって言っていた（ハンバーガー焼いていない方の人）。

　スタジアムに席を確保してから、青赤横丁へも出撃。「今回の青赤横丁は食指が動くもんがないなぁ」とか言いつつ、それでも何かを食べてしまう不思議。
　この日は小平うどんの坦々麺を。

小平うどんの坦々麺

相変わらず美味しい肉巻おにぎり

　小平うどんは正直うどんが美味しくないと思っているんだが（その替りに肉巻おにぎりが美味しい）、この日の坦々麺は美味しゅうございました。多分、小平うどんでは過去最高、自己記録更新って感じ。あっここでも麦サイダー追加。

　さて試合。

　FC東京はムトゥ・河野・石川直のスリートップに梶山・ヨネ・三田の中盤。4バックに左から太田・森重・カニーニ・徳永。GKは権田。

　対するヴァンフォーレさんはGKに元FC東京の荻。Mr甲府の石原、FWアドリアーノ。元緑の阿部拓馬あたりが認識できている選手。

　試合開始。

　管理人は昔から石川直が好きだ。

　トリニータがJ1にいた頃、敵として厄介な選手って印象だったけど、あのスピード感、あの決定力、素晴らしいの一言につきる。

　ここ数年は怪我の影響で精彩を欠いていたのだが、2009年シーズンのあの石川直が今シーズンは戻ってきた感がある。ヤマザキナビスコカップの予選、アルビレックス新潟戦でのゴールなんかまさに石川直らしいゴールだった。右サイドでボールを持ち加速する石川直。右サイドから中央、左へと移動する間に見つける僅かな隙間を狙って足を振り抜く、そしてゴールネットに突き刺さるボール。スタジアムに沸き上がる歓声。本当に様式美だよこの流れ。

　この日も試合開始直後から中と外を使い分けヴァンフォーレさんを揺さぶるFC東京。15分、この日が1年半ぶりのリーグ戦スタメン出場となった石川直が精力的に前線の裏を狙う。そしてその動きを見逃さなかったヨネから絶妙なフィードが。この日、僕はバクスタで観戦しており、一連の石川直の動きを目の当たりにする幸福に出会えた。相手DFを置き去りにする石川直のスピード。石川直が振り抜いたボールはGK荻のニアをぶち抜きゴールネットを揺らした。FC東京先制。

　後半開始早々ムトゥが怪我で交替とか、FC東京が得たPKを蹴る気満々で森重がキッカーとなり荻くんに止められてしまうとか色々とあったけど試合はそのまま動かずFC東京が勝利。開幕以降2勝2分と無敗をキープし、順位も同率2位に浮上した。

　ちなみにこの日の石川直は90分間フル出場となり、Jリーグが提供するトラッキングデータによると、両チーム最高の26回のスプリントを記録した。

　今年はナオのゴールを何度も喜べるに違いない。

※ヴァンフォーレさんは少し心配。ヴァンフォーレさんらしい固い試合運びだったがいま一つ試合をつくるゲームメイカー的な存在が希薄だった気がする。
※権田が調子良い。今年は権田被害者の会の会員が増えそうな気がする。
※梶山はいつも湯上がりに見える。
※前田遼一の存在感が希薄。FC東京サポによる前田遼一チャントはいかにも東京らしいおちょくり感に溢れており嫌いじゃない。
※いい加減、河野くんのチャントは違う奴に作り変えてあげればいいのにといつも思う。字余り感が半端ない。

【おまけ写真館】：

青赤横丁に展示されてたベンツ
ベンツですってよ奥さん、ダイハツぢゃありませんのよ。

ヴァンフォーレさん達

これ好きよ風林火山

FC東京さん達

青赤ダービーなんですな。

PKを失敗した人

グレイ型宇宙人

そういえば味スタは春満開でした