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戯言(たわごと)もしくは「すもつくれん話」

 トリニータのあまりの体たらくにブログを更新する意欲も薄れる管理人こと鳥脳です。
 トリニータについて書く意欲がないんなら、開幕以来負けなしでレッズさんと同率首位になったFC東京の事とか、カオマンガイの話でも書けばいいんですが、それすら書いていないという事は、単に管理人が怠け癖がついてしまっている、もしくはブログを続ける意思が弱くなっているだけなんでしょう。

 さて、書く話題があまりないのでちょっと最近思っている事をつらつらと....。



 我々の愛したJ'sGoalが消えてJリーグ.jpなんぞがその位置に納まった今シーズン。データコンテンツとしても、Jリーグ各チームの動静把握としてもJ'sGoalは非常に有能なサイトだったと思います。そのJ'sGoalの代替があのJリーグ.jpなのは残念で仕方ありません。各ライターさんなりの入魂の試合レポート(中には入魂していない場合もありましたが)、試合後の両監督のコメントは必ず読んでいました。トリニータは監督のコメントと主要選手のコメントは読めるのですが、アーカイブされていないので過去の試合を振り返れませんし、そもそも試合後の監督コメントを掲載していないチームもあります。
 またスタグルの写真掲載や、スタジアムに対する情報発信が読者側からも出来て、Jリーグサポとしての連帯感を高める意味で凄く面白かったと思います。

 サイトが変わったのはJリーグのマーケティングパートナーが博報堂から電通に替った事が一番の原因なんでしょう。僕は広告会社が変わる事自体は否定しません。資本主義社会として自由に競争してしかるべきだとは思っています。ただ今回のマーケティングパートナーの交替により、従来のJリーグサポーターはなんだかその価値を捨てられたように感じる事も確かです。交替した会社は当然、以前との違いを出すために頑張っているのでしょう。それは理解できますが、新しいマーケティングパートナーの施策は、あまりにも新しい層の取り込みに重点を置き過ぎ、既存層をないがしろにしているんじゃないかなと。

 チェアマンをはじめ、元サッカー雑誌の編集長のコラムは読み物として面白いとは感じます。ただ地元のチームを、御贔屓のチームを愛している人からは遠い世界の内容すぎませんかね。
 まぁ某ハカイダーくんのツイートで「フォーリンデブの人」のブログと被ると評される僕が言う話でもないですけどね(笑)


 さてあの共通プラットフォームともいえるJ'sGoalの消滅は、逆に考えると各クラブチームにとってはチャンスと考える事もできるんじゃないでしょうか。

 魅力あるコンテンツをクラブ自ら発信して、新しい層も既存の層もしっかりと囲い込む。クラブに関わらない僕が無責任に書く程簡単な話ではないと思うのですが、頑張り次第でいろいろと範囲が広がる話だと思うのです。メディアに登場できないのであれば、自らメディアになってしまえば良いのです。



 我がトリニータはここ数年、観客数の低下が続いています。クラブの成績が低下の原因だと分析されているかもしれませんが、僕は違うと思っています。
 よく「勝てば客は自然と集まる、勝てなくても魅力的なサッカーをやっていれば客は増える」的な論理をみますが、それだけではサッカーの好きな人しか集まりません。サッカーの試合を含めたイベントとしての楽しさがないと、新たな層を取り込み拡大してはいかないと思うのです。

 大分FCが頑張っていないとは思いません。トリガールのプロジェクトなんか面白い試みだと思います(特にトリニータは女性の観客比率が高いんですから)。ただ足下もしっかりして欲しいと常々思うのです。
 例えば公式HPの「試合スタジアム」タブにあるスタジアムガイド。
 「スタジアムとアクセス方法を詳しく紹介。屋台のグルメ情報も満載。」
とありますが、いっさいスタグルの情報は載っていません。
 あのスタグル不毛だったFC東京でも、ここ数年は青赤横丁なる屋台村を常設し、毎ホームゲーム毎に告知を行っています。スタグルの存在はスタジアムへ訪れようとする大きな動機になる筈なんだけどなぁ...(食いしん坊の僕だけじゃない筈)アウェイチームサポへの配慮の無さ、ホームサポーターへの請求力の無さではJリーグチーム全体でも酷い部類に入ると思います。

 これは現首脳陣の方針かもしれませんが、情報開示の部分でも弱いと思います。普段ホームにいけないアウェイ民なんか自チームの情報に飢えているんです。県内のいろんな催しや学校訪問なんかに選手が参加する地元貢献に関しては他のチームと比較しても良くやっている方の筈です。そこに一言、選手の通り一遍なコメントじゃない生の感想とかが付け加えるだけでいいんですけどね。練習試合の結果くらい公表してくれも良いじゃないですか。



 常々僕はJリーグのホームゲームは『祭り』であるべきだと思っています。基本的に2週間に一度訪れる地元の祭り。人が多く集まってドキドキワクワクするあの雰囲気であるべきなんです。そこにはサッカー以外の楽しさがあっても問題ないと思います。ラーメンとかのグルメ系、地元の物産展でも、県とのタイアップ企画でも構わないのです。
 小さい子供向けの企画も必要でしょう。100円でできるヨーヨー釣りや綿菓子でも構いません。もう少し大きい子供にはユースチームのコーチやサッカースクールのコーチがフットサルの相手をしましょう。屋台村だってあんな狭い出入り口じゃなくて、スタジアムの外に出してアウェイの人もやってきやすい環境にすべきです。


 繰り返しますが、決して大分FCの方々が頑張っていないとは思っていません。限られた予算の中で一所懸命やってくれていると思っています。

 我々サポーターも不満だけではなく、こうすれば改善できるんじゃないかという考えを提案できる場所が欲しいと思う今日この頃です。
大分トリニータ2015 9133546130993182571

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元FC東京SOCIOを語ったのは昔、いまやもう本妻トリニータしか愛していない。アイコン絵はネータン作成(@ntn56)

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