ムキムキマッスルに脳筋で対応【J2第8節:vsいわきFC】
旅人って憧れますよねぇ。僕の小さい頃憧れは「スナフキン」でしたもん。
さて、そんな旅人に憧れる管理人こと鳥脳ですが、今年のアウェイでこの「いわきFC」と「栃木SC」は絶対参戦しようと思ってました。理由?...行ったことないスタジアムで試合をやるからです。いわきFCは初対戦ですし、栃木SCはいつものグリスタではなくカンセキでやってくれるからです。あとワンチャン、金沢も新しいスタジアムでやってくれるのではないかと祈ってます。
さてさて、という事で「いわき遠征」は決めてたのですが、土曜日の昼開催だとなかなかに移動が難しい。当日移動なんて試合ギリギリになっちゃいます。なので、金曜日の夜から移動。JALの最終便にのって東京で一泊。土曜日、品川で7:46発の日立3号で湯本駅を目指す。僕レベルの古い人としては、品川駅から常磐線が出発するのなんか変な気分。東北方面の玄関口は上野駅というのはもう古いんだろうなぁ。
特急で2時間半。途中、昔僕が新社会人(つまり新人)の頃の2年間を過ごした勝田駅を通ったりして非常に懐かしかったよ。湯本駅は想像していたよりもこじんまりしてた。温泉街と聞いていたので、お土産物屋とかあるイメージだったけど、大手チェーンではない謎コンビニが1件あるだけだった。駅前は謎の管楽器推し。
湯本駅で友人たちと合流しタクシーで、いわきFCさんの本拠地「いわきグリーンフィールド」に到着。なんかJ3時代によく行ったようなスタジアム、ゴール裏は芝生席で飛び跳ねるとふくらはぎとか腰とかやられる奴。
スタグルは結構充実。横浜FCなんかよりずっと立派。西京極だったころの京都サンガより立派。ホテル朝食の20分後にナポリタンを食べていた(どういう事?)為、大分ユニを着て販売してくれてる可愛い子ちゃんのいるところのホットサンドを購入。大変美味しゅうございました。
さて試合の方。
トリニータの布陣は以下の通り。イツメン。控えメンバーで也真人の代わり宇津元が。
まぁ連戦なので、也真人は水曜日以降の試合で結構使う予定にしてるんじゃなかろうか。
対するいわきFCさんには思い入れのある選手は一人もおらず。
キックオフ
事前に町田vsいわきの試合なんかをみていて、いわきが終始押してて、特徴のある猛プレスに慄いていたんだけど、前半は完全に大分ペース。いわきFCは筋トレとサプリで筋肉モリモリマッチョマンが、どこかでカオスを作ってってチームなんだけど、大分相手にカオスをつくれない。大分はいわき程マッチョではないけど、脳みその筋肉を使ってボールを回す。
試合はすぐ動き、前半7分。伊佐-野村と繋がったボールは、野村がゴール前に早いクロス。そこへニアへ走りこむ中川。完全に相手を崩しトリニータ先制。残り前半も惜しいチャンスだらけでトリニータが圧倒。もう2点くらい取れてもおかしくない出来。
後半開始
これだけ圧倒してて前半が1-0だと嫌な雰囲気が漂うもの。いわきさんも前への圧を更に高めてきた。相手の修正に弱いというか、あまりなす術を持たないトリニータ。後半前半はいわきFCのペースとなってしまう。相手にチャンスが数度と訪れるが最後のシュートの精度がなく枠内には飛ばない。
いやな空気を断ち切るのが唐突に訪れる。
後半65分、中央の中川からペレイラ、再び中川から野村に渡り、野村のクロスにFW張りのダイビングヘッドで合わす弓場がネットを揺らす。シャドー・CB・シャドー・シャドー・ボランチという素晴らしい流れ。劣勢を挽回する相手の心を折るようなゴール。弓場はすごい表情をしながらゴール裏へかけよる。
後半68分、心が折れたのか、相手GKのパスミスを見逃さない伊佐。伊佐から野村へパスが通り、野村はGKを躱してクールにゴールへ流し込む。試合を決定づける3点目。
後半75分:中川→司
後半75分:茂平→宇津元
後半75分:伊佐→サムエル
ここで茂平を下げるという事は、水曜日も先発で使いますよと言ってるのと同義で「ひぇーーー下平さんドS!」と感じた。
後半79分;:藤本→奎汰
後半75分からの試合運びに問題があるトリニータ。だいたい75分以降に失点してしまう癖は今節もしっかりと披露し、後半81分、前線に長いボールを入れられ、飛び出した西川と上夷が意思疎通できず、ボールは相手に渡り無人のゴールに蹴りこまれる。3-1。
後半86分:野嶽→羽田
ここでも野嶽を下げるという事は、水曜日も使いますよに聞こえてひぃぃぃとなる。
試合はそのまま終了し、大分は大宮戦の敗戦を挟んで、また連勝街道を走りだした。
【いわきFCさん達】:
※監督の試合前インタビューが謙虚すぎ。凄く良い人オーラがでていた。
※ハマー&ドリー。浜通りって事ね。えのきずに聞いたので定かではないけど、東京ドロンパと同じ事務所系?なるほど所作はドロンパに似ている気がする、けど....まだまだ。ドロンパ、あまり大分の人的には気が付かんかもしれんけど、あれほんとバケモン。ダンスは上手いし、習字も上手。きっと前職は舞浜の方の....(以下自粛)
【トリニータ選手たち】:
西川:鋭い長短の足技を魅せる
デルラン:相手に狙われてたけど冷静に躱す
上夷:足技の確かさを感じる。失点シーンは気にするな
ペレイラ:審判に抗議する時の手の広げ方が可愛い
野嶽:きっと水曜日も使われるとみた。野武士顔
弓場:ヒーローインタビューで得点を喜ぶ
藤本:チャンスを作るまではワールドワイド、後は最後の精度
茂平:きっと水曜日も使われるとみた2。
中川:縦横無尽。武将顔。得点後にチームメイトに指示を出していたのがかっこいい
野村:この輝き、まだに野村直輝。キレキレ継続。ノムのキレキレが継続しているうちに他のインテリオールは調子を上げよう
伊佐:3点目は伊佐の真骨頂
司:
宇津元:サイドとしてちと意思疎通ができていなかった
サムエル:重戦車っぷり
奎汰:可もなく不可もなく
羽田:マッスルに高さで対抗
【その他】:
※シーズン内でホーム/アウェイで戦う以上、相手に「こりゃもうちょっとやれるな」とか思わせたらダメな訳で、勝つからには「トリニータさんには勝てねぇ」と思わせないと駄目。そういう意味でこの試合は、いわきさんに「あぁトリニータにはちょっとかなわない」と思わせる事が出来たんじゃないかと思う。
※ノムのキレ具合が素敵。セクシーすぎる。他サポから「まだ野村の本当の姿を見ていない」と言われてたけど、本当のノムが見れているのかもしれない
※この日の実況/解説とも高評価。どちらに偏る訳ではなく公平な中継。実況/解説ともよく情報を事前に調べてた。実況「少し髪の色を暗くしました、中川」とか解説「(ニータンが)いらっしゃっていました」(敬語(笑))とか。
【選手投票】:
文句なしの野村直輝。そら1G2Aなら当然か
皆さまのコメントはこちら
今回のコメント大賞は名無しさんの
DANZ実況「髪を暗くしました中川」
CK時にそんな情報いる?って思いましたもん(笑)
【おまけ画像】: