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稚拙な前半【J1第15節:vs湘南ベルマーレ】

  えーと...管理人は怒っているのです。

 もうガンジーですら、助走をつけて殴り掛かるレベルです。もう「ランボー 怒りのサービス残業」レベルに怒っているのです。

画像は本ブログの内容と関係ありません


 え?何に...ですって?


 深田恭子がスマートパンツ履いて歩きまわっているのに、曲がり角でぶつからないことを怒っている訳ではないのです。

 そう、前節の湘南ベルマーレ戦の結果に怒っているのです。

 前半の0-2から、後半終了時の2-2と追いついたことは評価します。けど、前半に0-2となった事実、あんまり良いとこのない前半の体たらくを見逃す訳にはいきません。よって、普段は温厚で、悪口言われてもへらへらと笑い流す「でくのぼう」のような管理人でも怒らずにはいられないのです。

 怒ると腹が減ります。

 「ランボー 怒りの22時過ぎの暴飲暴食」です。

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 さて、当日は定時にさっさと職場を後にし、帰宅の途へ。

 帰り道で焼き鳥セットとタコ焼きを購入し、自宅へ戻ると同時に放送開始。


 トリニータの布陣は以下の通り。



 知念-三平-町田の攻撃陣、左タナタツ、右レイチェル、ダブルボランチは島川-羽田、そこから後ろはいつものメンバー。ベンチスタートは吉田、香川、刀根、佐藤、前りょ、渡、伊佐。

 対する湘南ベルマーレさん、管理人お気に入りのプロテインこと山根視来さんはフロンターレへ移籍して、もういないし、管理人が初めてサッカー選手のサインをもらった梅崎司は当日は帯同せず。あまり感情移入できるメンツはおらず。


 試合開始。

 湘南の入り方の圧力は強く、開始早々に前線へボールを放り込み、ラッシュをかけてくる。

 島川の言う通り

 「相手がロングボールを蹴ってセカンドボールを拾ってくることは分かっていたのだが....」

 想定していた立ち上がり。

 想定していたのになぜかバタつく我が軍。


 前半7分。中途半端にボールがずれたとこを相手に拾われ、岡本さんがペナルティエリア奥まで切り込まれ、マイナスのクロス。大ベテラン石原 直樹さんにきっちりと決められる。

 前半11分。今度はCKをDFの前に抜け出され大岩さんに決められる。開始11分で0-2のビハインド。

 島川曰く

 「...予想していた以上に蹴ってきて、こぼれ球の予測やはじくところがすべて後手後手になってしまった。」


 ....それ分かってたって言わない。情報があっても適切な準備をしてなかったら何にもならない。


 2点を先制し落ち着く湘南ベルマーレと、攻めなきゃならんのに、大事な卵を孵化させようと決定機を温め続けるトリニータ、そんな感じの内容。

 サイドにあがり、ボールを戻して逆サイド、ボールを戻して逆サイド...な展開。

 

 トリニータも攻めはするが確実性を感じるものは少なく、上手くいっていないのが伝わる。


 前半終了

 後半開始


 ハーフタイムで片さんの檄が効いたのか、ここから試合の流れは完全にトリニータペース。

 惜しいチャンスは作れるものの決まりはしない。


 後半65分:三平→渡


 後半73分:知念→伊佐

 後半73分:羽田→前りょ


 トリニータの攻めが結実したのは後半78分。三竿のクロスに、普段は絶対そんなとこ居ないのに、島川が。

 島川のヘッドでトリニータ、1点を返す。島川トリニータ&J1初得点おめ!


 後半81分:三竿→香川

 後半81分:町田→佐藤


 後半88分。タナタツが左サイドの敵陣深くからクロスを供給。反応したゴール前の伊佐が僅かに頭でそらす。これが抜群のコースでゴール右へ吸い込まれ、同点。


 残りアディショナルタイムも含め7分弱。湘南完全に足が止まる。残り時間、いけんことはない時間だったけど、最後のプレーで、タナタツが放ったシュートはポストを叩き試合終了。前半10分間で抱えた負債の返済に時間を使いきった感じ。利子まで取り戻すには少々時間がたりなかった。


【湘南ベルマーレさん達】:

※この日のJ1走行距離が最も長かったのは、相手である湘南さん。2位がトリニータ。湘南は初めのプレスもあったけど、試合を通してトリニータに走らされたのがボディブローで効いた感じ。

※個人別の走行距離の長かったのが湘南のFW岩崎悠人さん。確かに長い距離をプレスかけてたと思うけど、さほど恐怖感はなし。シュートも少なかった筈。

※個人的には茨田さんが良かったと思う。長い距離をきちんと意識してプレスかけれるボランチに、トリニータはちと弱い。62分に交代してくれて助かった。



【トリニータ選手たち】:

ムン:失点は全てがGKの責任ではないが2失点はがっかり。

三竿:後半は良い攻め上がりもあったが、前半は爪痕を残せず。

鈴木:DFリーダーとして2失点の責任はあるが...。

岩田:後半のすっごいミドルはポストを叩く。攻撃に顔を出すが決定機を凄く作っていたかというとそうではない。

島川:羽田が相方で役目も変わったてた思うが、攻撃のリズムを作ったかは疑問。

羽田:ボランチが本職でないとはいえ片さんに選ばれて出る以上、そこの位置は羽田が最も良いと片さんに思われている訳で。選ばざるを得ない片さんの苦しみも理解している。

タナタツ:やっぱりサイドで躍動感でるタナタツだと実感。トップ下は少し窮屈そう。町田がある程度使える目途がたってきたのでサイドで固定したい。

町田:サッカーIQの高さを感じる。あとの問題はフィジカルな部分というか無事之名馬な部分。

三平:後半みせたミドルシュートは凄かったけどGK正面。

知念:もしかするとシュート0。期待の高さと結果のギャップに一番本人が悩んでいそう。


渡:片さんの戦術を超える部分を荷って欲しいのだけれど。

伊佐:同点弾で終わってほしくなかったけど、同点弾のコース完璧。

前りょ:攻撃のリズムは作りだした。

佐藤:本来のポジションではないが存在感は示せず。

香川:見せ場少なく


【その他】:

※試合の入り方を間違えた感が強い。あれがなければ最下位相手にきっちり勝てた気がするが、ああいった入り方をしてしまうのもチーム全体の強さなんだろう。前半は『稚拙』だったと思う。

※とりあえず得点できた、しかも複数得点がとれたことはリミテッドユニに対してよかったとは思う。

※片さんの悩みは尽きないなぁ。

※今節以降はアウェイの2連戦。仙台-東京で中2日しかないので、関東にそのままステイした方が疲労は少ないんじゃなかろうか。


大分トリニータ2020 806910015753971035

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元FC東京SOCIOを語ったのは昔、いまやもう本妻トリニータしか愛していない。アイコン絵はネータン作成(@ntn56)

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