あっという間の被逆転劇【J1第13節:vs浦和レッズ】
8/25、きんた・ミーノさんがお亡くなりになった。
きんた・ミーノさん死去、59歳(デイリーfromYahoo!ニュース)
きんた・ミーノは僕が好きだったバンド「おかげ様ブラザーズ」のリーダー、ボーカルを務めていた。世の中一般的には「コミックバンド」として知られる「おかげ様ブラザーズ」だけど、音楽的には洗練されてて、その世界観はとても好きだった。
「おかげ様ブラザーズ」の名前にピンとこない中高年も、
「すもうとりゃ裸で風邪ひかん!」とか聞いたら一発で「あぁ」って思い出すんじゃなかろうか。
ギターのスマイリー司は、劇団☆新感線の音楽をいまでも担当している。
1985年あたりの、この手のコミックバンド的なバンドはそれぞれ音楽的実力も確かだったと感じる。
東京方面では「ダディ竹千代&東京おとぼけCATS」が「大根チョッパー(大根でエレキベースをチョッパー奏法する)」とかで人気を博していたし(音楽的テクニックは凄かった)、米米CLUBだって、デビュー当初はちょっと世界観違ったし、カールスモーキー石井の憧れのミュージシャンの一つは「「おかげ様ブラザーズ」だった筈。
きんた・ミーノは1960年生まれだったらしく、僕と数歳しか違わなかったのは驚き。もっと年上だと思ってたよ。
「印度人になりたい」は今でも僕のNo1ラブソングです。ご冥福をお祈りします。
さて先週末の試合を簡単に。
先週末はアウェイで浦和レッズさんと対戦。
昨年、同じ埼玉スタジアムで『ロスタイムの歓喜』があったカードですが、最後に頭で決めたごっちゃんは、いまや清水エスパルスの人。清水エスパルスで得点という結果は今一つですが、監督に気に入られているようで、スタメン定着(そら使うは、あんな献身的選手)。
トリニータのスタメンはこんな感じ。
あまりメンツは弄らず。トップに伊佐、トップ下に三平・小塚。
ベンチスタートは吉田、刀根、羽田、タナタツ、也真人、渡、知念。タカーギがベンチにも入らずチョット心配。コンディションがあがらんのやろうか。
対する浦和レッズさんトキハ(ヒマワリ)の紙袋が似合う男・周作やアカデミー出身の岩竹くんがベンチ入り。
キックオフ。
早々にトリニータが好機。前半9分、岩田のサイドチェンジに香川が反応。香川のクロスは浦和DFにあたるも小塚が凄い態勢からゴール前へ。そこに走りこんできたのは三平。素晴らしい形でトリニータが先制。ゴール後のパフォーマンスは釣り。流石「釣りキチ三平」。実況にも温かく触れられる。
この試合もサイドチェンジ祭は継続中。面白いようにサイドチェンジが決まる。浦和さんのゴール前の守備は4バックだけど、中央を固める傾向があるので、大きくサイドを変更すると広いスペースが確保できる感じ。
前半30分。橋岡さんのクロスにレオナルドさんがヘッド。ムンくん、短く逡巡した後、キャッチを選択。キャッチしようとした手を弾いたボールはゴールへとバウンド。
あれをパンチングに判断していれば失点を防げた....とか言う気はなく、まぁしょうがないミスはミス。あんまり感心しないのは、ミスした気持ちを少し引きずってしまった事。
前半33分、エリアの外で不用意にファウル。山中さんのFKは橋岡さんの頭をかすめてゴールに吸い込まれた。
3分間で逆転されてしまう。失点後に不安定になったところをきっちり決められたのは痛かった。
まだ試合を諦めるには早い時間。トリニータはサイドチェンジを武器に試合のペースを握るも、要所での精度や強度の不足から決められない。
後半開始。
後半開始:小塚→町田。
也真人が怪我から復帰。随所にトリニータのトップ下らしい、厭らしさ満載の位置取りで試合に参加。
後半63分:三平→渡
後半63分:伊佐→知念
先制点を含め多くのチャンスに関与した三平が交代。体は切れてそうに思えたので、三平を変えるのは勿体無いと思うが、あれだけプレーが切れてて1点しかとれていない三平は不調かもしれんとツイッターで指摘される。
後半68分:香川→タナタツ
後半82分:島川→刀根
追いつきたいトリニータは、攻めのボランチ交代。刀根は左CBへ、三竿がWB、タナタツがトップ下。也真人がボランチに降りる布陣。残っているベンチのメンツで攻撃的にいくにはこれしかないとは思うが、也真人を1列下はちょっと勿体ない。ボランチの控えをベンチに置けないのはちょっと辛い。はよトリニータスナギツネの復活が求められる。
そのまま得点は追いつけず試合は終了。やりたい事はやれたし、試合の主導は握っていた感じ。少しだけ勿体なさは感じつつ、内容には納得のいく試合であった。
【浦和レッズさん達】:
※周作と交流する我が軍の面々が確認される。
※ちょっと山中さんの金髪に下品さを感じる。
※レオナルドさんイライラ
※岩武くん、レッズで不遇な暮らしを送るより、出場できるチームに武者修行に行った方が伸びる気がする。うちに来いとは言わんが、レッズさんも岩武を育てるなら考慮してみては。
【トリニータ選手たち】:
ムン:当たってただけに失点シーンは勿体なかった。あそこでのメンタルを重視してるのが謎のブラジル人の教えの筈。
三竿:悪くはなかったけど、良くもなかった
鈴木:しっかりとレオナルドさんをイライラさせる
岩田:サイドチェンジの意識が芽生え来ている。日々成長を実感。
長谷川:前半は見事な展開が何度かみえたが、後半は消えてた(消された?)ようにみえる
島川:失点シーンのファールに絡んでしまったのが残念。
香川:精力的に上下動。
レイチェル:腐ってもレイチェルなシーンがあった
小塚:先制シーンは流石の小塚だけど、まだトップフォームじゃない気がする
三平:多くのチャンスに絡むの流石。
伊佐:ゲームへの貢献は認めるけど、FWならシュートを増やしたい
町田:ブランク明けとは思えぬ位置取りの素晴らしさ。
渡:もう少しなシーンはあった。
知念:強さは見せたが惜しいチャンスはなし
タナタツ:やっぱりサイドのタナタツの方が怖さがある。最終的にトップ下に入ったのは納得してない
刀根:まぁこういう起用になるのかな
【その他】:
※負けたけど、不思議と内容には納得している。横浜Fマリノスと同じで、肌が合う相手なんだろうな、レッズさんは。
※なぜ後半に長谷川が輝かなかったのか理由を知りたい。
※今週末に対戦するFC東京さんは連戦継続中なんで走り負けたくないなぁ。