お子様誕生を自らのゴールで祝う【J1第19節:vsコンサドーレ札幌】
https://lovetrinita.blogspot.com/2019/07/j119vs.html
Sence of Wonder
この言葉が大好きです。
年齢を重ねると、いろんな事に驚きの心がなくなってきます。年齢を重ねて経験を積んでいるせいもあるでしょうが、物事に対する興味を失い、不思議に思うのが億劫になってくる....そう、それこそが「老い」って奴なんだと思います。
えーと...常に人生、驚きに満ちていて好奇心の塊で、「歩くWikipedia」のような人間になりたいって常々思う管理人こと鳥脳です。幼少の頃、目標は「歩く百科事典(Encyclopedia)」でした。
さて、三連休はコンサドーレ札幌戦で帰省。
結構な雨が降りしきる中、待機列で順番を待ち入場。
寒かったのでスタグルはトリニータ鍋(withちゃんぽん麺)
布陣は以下の通り。
怪我で出場が危ぶまれたレイチェルがしっかりとスタメン...え、左サイド。サッカーダイジェストWebの情報で「故障者/大分=伊佐、岩田、小林、後藤 札幌=石川。出場停止/大分=なし 札幌=なし」.....え...ごっちゃん、怪我なん?
え...藤本、ベンチ。ワントップにはオナイウ、シャドーにコテ。右サイド星な布陣。
画像はトリテンに張り付けられたフォーメーションなんだけど、オナイウと他のシャドーが同じ高さに位置してるの好き。
ベンチスタートはポープ、ほのやん、高山、ティティパン、丸谷、藤本、伊藤。後藤の替りは伊藤か...。
対する札幌さん、チャナティップさんとか、鈴木武蔵さんだとか、アンデルソン・ロペスさんとか怖いメンバー目白押し。ベンチにはジェイさんも。小野さんは帯同せず。
さて試合開始。
この対戦はミシャ式の本家と、暖簾分けした姉妹店の勝負。まぁ近い宗教同士の戦争に近い。暖簾分けした姉妹店たるトリニータは、本家の味に他の監督から仕入れたエッセンスも入れ、片野坂味として、その味を完成させようと努力している。まぁ、ミシャ式の欠点も良く知り抜いている同士でもあるのよなぁ。
冒頭、札幌攻撃陣が怒涛のプレスを前線からかけてくる。鈴木武蔵さんの豊富な運動量ををベースに、GK-DF間のパスを2度追いすることで数的不利を解消しようとしている狙い?。トリニータも勇気をもってそれを剥がし、プレスの裏側にある広大なスペースを使おうと試みる。
前半20分。
札幌の攻撃的姿勢が結果を出す。チャナティップさんがドリブルで持ち込み、左の白井さんへパス。白井さんが切れ込み放ったシュートはポストを直撃。これが振り返った高木の腕あたりにあたり、無情にもボールはゴールへ吸い込まれる。自分にあたってボールがゴールへ吸い込まれていく様子を目にする高木。これは口惜しい失点。
しかし、その僅か3分後。
オナイウが収めたボールをレイチェルへ。レイチェルは攻め上がる三竿にボールを託し、三竿が相手DFの意識をずらすクロスを中央へ。オナイウが抜群のポジション。相手DFに競り合うことなくヘディングでゴールネットを揺らした。トリニータ同点。早い時間で追いつく。
走り込んでのヘディングと違い、ほぼ垂直に飛び上がったヘッドであの強さを出すには相当な体幹の強さが必要だよ。
スタジアムでは気が付かなかったけど、いつもより高木と鈴木とボランチ(長谷川かな)の三角形がワイドに広がっている。押し出された三竿や島川はより高い位置に。
トリニータは惜しいチャンスが数度。星の折り返しにコテとか、大外で島川ヘディングとかありながらもゴールネットは揺らせず。トリニータらしい攻め方に心震える。
前半終了。後半開始。
前半程ではないがプレスで追い込む札幌と、一枚剥がせば広大なスペースを手にする大分。この辺は戦術の愛称の良さもあり、非常に見応えがある展開。
トリニータが先に動く。
後半57分:星→高山
後半57分:コテ→藤本
後半58分:深井さん→宮澤さん
このシーン。深井さんはポストに足をぶつけて負傷退場なんだけど、トリニータにしたら普通のプレーに見えるかもしんないが、コンサドーレサポさんには血の気が引くシーンだったんじゃないかしら。深井さんの膝ってだけでもう...。
後半62分:アンデルソンロペスさん→ジェイさん
後半67分:荒野さん→駒井さん
と、攻撃的なカードをミシャは切ってくる。
札幌が少し優勢な時間帯だった後半後半68分。勝負を分けるプレーが突然やってくる。
札幌DF白井さんからのパスを低い位置で受けた札幌DFキムミンテさん。ちょっとトラップというかボールの置き位置を誤る。そこを見逃さなかったのが小塚。プレスでボールを奪うと右に行くと見せかけてからのヒールパス。このボールをオナイウが豪快にミドルシュートを決めて、トリニータ勝ち越し。
後半78分:小塚→ティティパン
終盤の札幌さんの攻撃も、トリニータDF陣が集中して守りトリニータ、札幌さん相手に今シーズンのダブルを達成。いや見応えのある戦術合戦どした。
【コンサドーレ札幌さん達】:
※海を二つも声はるばる雨の大分まで多くのサポーターが参戦。ビッグフラッグも持ち込み、声も大きく、飛び跳ね率の高いサポータでした。翌日も雨がちでしたが大分を堪能して帰ってくれただろうか?
※このところFW陣が若干不調のようで、これが好調で決定力があったら試合はまた別の展開になってたんじゃないかな。
※オナイウ1点目のシーン。誰もオナイウと競り合っていないあたりが札幌の問題点であるんじゃないかとも思う。
※GKク・ソンユンさん。我々ゴール裏に近いとこ守る時、頭を下げ大分サポーターに挨拶。そんなさりげない行動だけど、見てるサポーターは見てるので好感度爆上げ。そう大事なのは日々の行動の積み上げ。
【トリニータ選手たち】:
高木:第3子の誕生を自らのゴールで決める...が、さすがに直後のゆりかごはなし。その分、オナイウが2点取ってくれたよ。
三竿:攻撃的に高い位置を取る。オナイウ1点目のクロスが素晴らしい。
鈴木:まさに鉄壁。鈴木さん(だったか?)にカウンターが渡ったシーン。猛然と走り込み、右足でのブロックには魂が震えた。
島川:攻撃的に高い位置を取る。前半の大外ヘディングシーンは惜しかった(足でいってほしかったけど)。もう岩田の攻撃力が欲しいとは言わせない。
長谷川:もう驚きとは言わせない安定した実力を発揮。まだルーキーイヤーなんだよ、あれで。
レイチェル:試合途中で左右が入れ替わる。怪我が重くなくてよかった。これからは田中達也と張り合うことになるか、左を担当することになるか。
星:予想外のレイチェルと右左交換。タスクを全うしていた。
小塚:お洒落ヒール炸裂。あのシーン、オナイウが決めたからお洒落で済んでるけど、より高い可能性だったのは自らが決めるって選択肢だったとは思う。
コテ:前半のシーンは決めたかった。
オナイウ:身体能力の高さを如何なく発揮。どっちのシュートも凄い。
高山:タスクはこなした。
藤本:惜しいシーンは数度あった。
ティティパン:残り時間与えられたタスクを全力でこなす。気持ち入ってた。
【その他】:
※いやほんと戦術面での相性の良さはあるんだろうけど、勇気をもって相手を剥がす戦術を全うした選手たちを誇りに思う。
※試合後、走り駆け寄ってミシャさんにハグする方野坂さんステキ。
※ハーフタイム。ペットボトルチャレンジに挑むニータンが素敵。
※試合前のインタビューは伊佐。この日は大分合同新聞サンクスデーで、選手と一緒に写真撮れる権利を、仲間が確保してくれた(写真は大分合同新聞風にしてくれた)。僕のレプユニは伊佐なのを、伊佐が「おっ!」って顔してくれたのが嬉しかったよ。
※ドームの屋根が閉まっていた影響でサポの声が反響し良い感じに。
【おまけ画像】:
この言葉が大好きです。
年齢を重ねると、いろんな事に驚きの心がなくなってきます。年齢を重ねて経験を積んでいるせいもあるでしょうが、物事に対する興味を失い、不思議に思うのが億劫になってくる....そう、それこそが「老い」って奴なんだと思います。
えーと...常に人生、驚きに満ちていて好奇心の塊で、「歩くWikipedia」のような人間になりたいって常々思う管理人こと鳥脳です。幼少の頃、目標は「歩く百科事典(Encyclopedia)」でした。
さて、三連休はコンサドーレ札幌戦で帰省。
結構な雨が降りしきる中、待機列で順番を待ち入場。
寒かったのでスタグルはトリニータ鍋(withちゃんぽん麺)
布陣は以下の通り。
怪我で出場が危ぶまれたレイチェルがしっかりとスタメン...え、左サイド。サッカーダイジェストWebの情報で「故障者/大分=伊佐、岩田、小林、後藤 札幌=石川。出場停止/大分=なし 札幌=なし」.....え...ごっちゃん、怪我なん?
え...藤本、ベンチ。ワントップにはオナイウ、シャドーにコテ。右サイド星な布陣。
画像はトリテンに張り付けられたフォーメーションなんだけど、オナイウと他のシャドーが同じ高さに位置してるの好き。
ベンチスタートはポープ、ほのやん、高山、ティティパン、丸谷、藤本、伊藤。後藤の替りは伊藤か...。
対する札幌さん、チャナティップさんとか、鈴木武蔵さんだとか、アンデルソン・ロペスさんとか怖いメンバー目白押し。ベンチにはジェイさんも。小野さんは帯同せず。
さて試合開始。
この対戦はミシャ式の本家と、暖簾分けした姉妹店の勝負。まぁ近い宗教同士の戦争に近い。暖簾分けした姉妹店たるトリニータは、本家の味に他の監督から仕入れたエッセンスも入れ、片野坂味として、その味を完成させようと努力している。まぁ、ミシャ式の欠点も良く知り抜いている同士でもあるのよなぁ。
冒頭、札幌攻撃陣が怒涛のプレスを前線からかけてくる。鈴木武蔵さんの豊富な運動量ををベースに、GK-DF間のパスを2度追いすることで数的不利を解消しようとしている狙い?。トリニータも勇気をもってそれを剥がし、プレスの裏側にある広大なスペースを使おうと試みる。
前半20分。
札幌の攻撃的姿勢が結果を出す。チャナティップさんがドリブルで持ち込み、左の白井さんへパス。白井さんが切れ込み放ったシュートはポストを直撃。これが振り返った高木の腕あたりにあたり、無情にもボールはゴールへ吸い込まれる。自分にあたってボールがゴールへ吸い込まれていく様子を目にする高木。これは口惜しい失点。
しかし、その僅か3分後。
オナイウが収めたボールをレイチェルへ。レイチェルは攻め上がる三竿にボールを託し、三竿が相手DFの意識をずらすクロスを中央へ。オナイウが抜群のポジション。相手DFに競り合うことなくヘディングでゴールネットを揺らした。トリニータ同点。早い時間で追いつく。
走り込んでのヘディングと違い、ほぼ垂直に飛び上がったヘッドであの強さを出すには相当な体幹の強さが必要だよ。
スタジアムでは気が付かなかったけど、いつもより高木と鈴木とボランチ(長谷川かな)の三角形がワイドに広がっている。押し出された三竿や島川はより高い位置に。
トリニータは惜しいチャンスが数度。星の折り返しにコテとか、大外で島川ヘディングとかありながらもゴールネットは揺らせず。トリニータらしい攻め方に心震える。
前半終了。後半開始。
前半程ではないがプレスで追い込む札幌と、一枚剥がせば広大なスペースを手にする大分。この辺は戦術の愛称の良さもあり、非常に見応えがある展開。
トリニータが先に動く。
後半57分:星→高山
後半57分:コテ→藤本
後半58分:深井さん→宮澤さん
このシーン。深井さんはポストに足をぶつけて負傷退場なんだけど、トリニータにしたら普通のプレーに見えるかもしんないが、コンサドーレサポさんには血の気が引くシーンだったんじゃないかしら。深井さんの膝ってだけでもう...。
後半62分:アンデルソンロペスさん→ジェイさん
後半67分:荒野さん→駒井さん
と、攻撃的なカードをミシャは切ってくる。
札幌が少し優勢な時間帯だった後半後半68分。勝負を分けるプレーが突然やってくる。
札幌DF白井さんからのパスを低い位置で受けた札幌DFキムミンテさん。ちょっとトラップというかボールの置き位置を誤る。そこを見逃さなかったのが小塚。プレスでボールを奪うと右に行くと見せかけてからのヒールパス。このボールをオナイウが豪快にミドルシュートを決めて、トリニータ勝ち越し。
後半78分:小塚→ティティパン
終盤の札幌さんの攻撃も、トリニータDF陣が集中して守りトリニータ、札幌さん相手に今シーズンのダブルを達成。いや見応えのある戦術合戦どした。
【コンサドーレ札幌さん達】:
※海を二つも声はるばる雨の大分まで多くのサポーターが参戦。ビッグフラッグも持ち込み、声も大きく、飛び跳ね率の高いサポータでした。翌日も雨がちでしたが大分を堪能して帰ってくれただろうか?
すみません。貼り付け忘れてました
※札幌からの遠征って、札幌→羽田(or成田)→大分の方法と、札幌→福岡→JRってどっちが多いんだろ。札幌→福岡→JRはけっこう面倒くさい。※このところFW陣が若干不調のようで、これが好調で決定力があったら試合はまた別の展開になってたんじゃないかな。
※オナイウ1点目のシーン。誰もオナイウと競り合っていないあたりが札幌の問題点であるんじゃないかとも思う。
※GKク・ソンユンさん。我々ゴール裏に近いとこ守る時、頭を下げ大分サポーターに挨拶。そんなさりげない行動だけど、見てるサポーターは見てるので好感度爆上げ。そう大事なのは日々の行動の積み上げ。
【トリニータ選手たち】:
高木:第3子の誕生を自らのゴールで決める...が、さすがに直後のゆりかごはなし。その分、オナイウが2点取ってくれたよ。
三竿:攻撃的に高い位置を取る。オナイウ1点目のクロスが素晴らしい。
鈴木:まさに鉄壁。鈴木さん(だったか?)にカウンターが渡ったシーン。猛然と走り込み、右足でのブロックには魂が震えた。
島川:攻撃的に高い位置を取る。前半の大外ヘディングシーンは惜しかった(足でいってほしかったけど)。もう岩田の攻撃力が欲しいとは言わせない。
長谷川:もう驚きとは言わせない安定した実力を発揮。まだルーキーイヤーなんだよ、あれで。
レイチェル:試合途中で左右が入れ替わる。怪我が重くなくてよかった。これからは田中達也と張り合うことになるか、左を担当することになるか。
星:予想外のレイチェルと右左交換。タスクを全うしていた。
小塚:お洒落ヒール炸裂。あのシーン、オナイウが決めたからお洒落で済んでるけど、より高い可能性だったのは自らが決めるって選択肢だったとは思う。
コテ:前半のシーンは決めたかった。
オナイウ:身体能力の高さを如何なく発揮。どっちのシュートも凄い。
高山:タスクはこなした。
藤本:惜しいシーンは数度あった。
ティティパン:残り時間与えられたタスクを全力でこなす。気持ち入ってた。
【その他】:
※いやほんと戦術面での相性の良さはあるんだろうけど、勇気をもって相手を剥がす戦術を全うした選手たちを誇りに思う。
※試合後、走り駆け寄ってミシャさんにハグする方野坂さんステキ。
※ハーフタイム。ペットボトルチャレンジに挑むニータンが素敵。
※試合前のインタビューは伊佐。この日は大分合同新聞サンクスデーで、選手と一緒に写真撮れる権利を、仲間が確保してくれた(写真は大分合同新聞風にしてくれた)。僕のレプユニは伊佐なのを、伊佐が「おっ!」って顔してくれたのが嬉しかったよ。
※ドームの屋根が閉まっていた影響でサポの声が反響し良い感じに。
【おまけ画像】:
こらこら
画になるなぁ...謎のブラジル人