何があった訳ではないが勝った事だけが収穫【J2第36節:vs水戸ホーリーホック】
やっとこさ猛暑も終わりをみせ、朝も爽やかな雰囲気になってきました。
空気も澄んでおり、遠くにみえる山々の緑もくっきりとしているし、空の青が僕の好きな青に変わりつつあります。
それもこれも、土曜日の試合にトリニータが勝ったからなんです。トリニータが勝ったからこそ、空気は澄んでいるように感じられ、空の青さが目に染みるのです...アタオカなトリサポはそんなもんなんです。
さて先週末、トリニータはアウェイで水戸ホーリーホックさんと対戦。
試合結果は冒頭に述べたようにトリニータが水戸さんをシュート0本に抑え0-1で勝利。ここ数試合で失点だだ漏れな我がチーム、処方がうまくいったのかが気になる一戦、管理人はDAZN観戦。
自宅DAZN観戦は迷うことなく飲酒できるのがメリット。この日も自炊で好みのツマミを作るのか、はたまたケンタッキーさんでチキンとポテトを購入し食べ散らかすのかを悩み、結局はほっともっとの特から弁当(おかずのみ)と手羽から揚(しお味)10本入りをビールとストロングゼロという簡単なメニューになったことをご報告。
さて試合の方。トリニータの布陣は以下の通り
4-2-3-1の形でワントップに伊佐。その下に新太。左サイドは司、右にノム。ダブルボランチは弓場と羽田。DFラインは4枚で左から香川/デルラン/ペレイラ/野嶽。GKは西川。前節途中出場で好調さをアピールした司と香川が先発化。
ベンチスタートはテイシェイラ、奎汰、堅心、也真人、藤本、長沢、宇津元。
対する水戸ホーリーホックさんにそこまで思い入れのある選手はおらず。DAZNでは武田英寿さんが注目のプレイヤーに選出されている。
キックオフ
開始3分、このプレー、この時間でカードを出す必要があるのか?というプレーで新太にイエロー。これで累積で次節新太は欠場が決まる。いや試合冒頭でカードの基準が変な方向で決まっちゃうと、その後の試合運びが難しくなるよなぁ...と感じる。案の定、ファールを取る/取らない、カードが出る/出ないのジャッジにブレが見受けられた。前半24分、32分に水戸さんにイエロー。そして38分に3枚目のイエローが水戸さんに...あれ1枚目の前田 椋介さんに2枚目のイエロー。前田 椋介さん退場。これは敵ながら可哀そうなジャッジ。水戸さんは4バックを3バックに変えて対応の模様。
水戸さんの肝であるダブルボランチが片肺となり、トリニータにかなりの余裕ができる事になる。
しかもアクシデントがさらに水戸さんを襲う。前半を無失点でしのいで後半に修正したかった水戸さん、前半ロスタイムにアクシデントで大崎さん→長井さんを交替。
前半は動きなく終了
後半開始
前半で交替機を一度使ってしまった水戸さんは交替機会の温存の為に、後半開始と共に成瀬さん→得能さんというカードを切ってくる。
水戸さんは5-3-1のフォーメーションでカウンターの機会があればカウンターで仕留めに来る狙いからか、若干DFラインの位置取りを高くしている。それを狙い伊佐が再三の裏抜け。水戸さんは3枚で守った時に、どう守るのかが整理されてない臭さが満載で。伊佐の裏抜け-クロスという形が作れるけど、本来クロスを仕留めるのは伊佐の役割だと思われる。
これが実ったのが後半の58分。伊佐裏抜け、折り返しをノムが繋いでからの新太へ。コースもない中、振り抜かれた左脚のシュートはDFとGKのダブル股抜きでゴールへ突き刺さる。トリニータ待望の先制点。
59分:新太→長沢
59分:司→藤本
78分:香川→奎汰
78分:ノム→也真人
也真人が気の利いた顔だしでボールを収める。
87分:伊佐→宇津元
最後まで追加点は狙いつつ攻め続けるトリニータ。最後まで得点を諦めていない水戸さんもFKなどの好機はみせるもシュートまではいけずに試合は終了。水戸は11試合ぶりの黒星でトリニータは6試合ぶりの勝利。リーグ残り試合に向けて、好調に転ずる為のポイントを見つけたかった試合だけれど、相手退場等純粋に評価するには難しい試合であった。が、勝利できたことが一番の成果なので、この気持ちを維持して今週末の大宮戦に備えたい。
【水戸ホーリーホックさん達】:
※水戸さんは今日の結果で、昇格プレーオフ争いは厳しいものの気落ちせず、残り相手(特に藤枝さんを除いての甲府/千葉/群馬/磐田/清水あたり)を苦しめて欲しいと切望。諦めたらそこで試合終了ですよ。
※ピッチレベルにマスコットぬいぐるみ席を設けるという新たな集金システムを試案する水戸さん。マスコットでっかいぬいぐるみ教の先駆けであるトリニータに狙いを絞っての展開はさすが。またそれにのるアタオカなトリサポも見事で結構な数の圧倒的さんがピッチに。それどころかメガニータンを持ち込むアタオカなトリサポをいた模様。メガニータンを遠征に帯同させる人までいるとは想像外。当日はあいにくな雨模様だったみたいですが、水戸さんのスタッフもちゃんと雨対策していたみたいで高評価。
【トリニータ選手たち】:
西川:ひさしぶりの無失点。が、ほぼほぼ活躍シーンはなし
香川:冷静に伊佐の動きをみていた
デルラン:相手人数削減の影響で余裕をもって守備対処
ペレイラ:相手人数削減の影響で余裕をもって守備対処2
野嶽:倒されたシーンはPKだと思ったけどなぁ
弓場:ここにきて復調の兆しが
羽田:余裕があったのでもう少し前への意識が欲しかったが、勝利最優先
司:左サイドを制圧
ノム:どこでも守れはする(どこにいても攻撃の要)けど、ノムの右サイドは勿体ないと感じる
新太:あそこで打ち切るのが新太の良さ。これで残り試合どんどんと好調に!...と思うがいきなり出場停止。
伊佐:躍動するもチャンスメーカーとしてよりもストライカーとしての怖さを見せたかった
長沢:そこまでの特筆シーンはなし
藤本:怖さのある攻撃はみせれず
奎汰:もうちょっと攻撃に絡みたかった
也真人:最後のカードがちょっと余分
宇津元:特筆すべきシーンはなし
【その他】:
※正直、相手が一人少ない状況というのでなんとか勝てた気がしない訳でもないけど、この時期結果が最優先であるし、リーグ前半戦も「勝ったけど...」な試合が多かった気がするので、まずは調子が戻ってきたのかもしれない。
※トリテンの新太インタビューを読んで色々と思う事が沢山あった。
※主審の高崎さん....まだ若い審判さんだと思うけど、今日の結果を糧にして良い審判さんに成長して欲しいもの。最初のカードコントロールがこの試合を難しいものにしてしまったよ。イエロー7枚の大盤振る舞い。
【選手投票】:
久しぶりに勝てたので、投票数が多くなると思いきや、試合内容でそこまで伸びず。結果は当然新太が受賞。
皆さまのコメントと返信はこちら