ごはんですよにたくましさを感じる【J2第13節:vs名古屋グランパス】
https://lovetrinita.blogspot.com/2017/05/j213vs.html
ども!「台風の目」です!
台風の目だ大分、J2降格3チームに全勝で5位浮上「たくましさを感じた」(ゲキサカ)
最近疲れが取れない、めっきり初老になってしまった管理人こと鳥脳です。歳は取りたくないもんです。
さてそんな疲れもぶっ飛ばしてくれるのが、今シーズンのトリニータ。いやほんとメッチャ楽しい。
Yahoo!さんとこのSportsNaviでJリーグのタブをポチッと押して、右側の順位表。「すべて見る」リンクを押さなくても表示される「大分」の文字。
さらにJ2の詳細に飛び、個人成績のタブを押すと、一際輝く得点王(タイではあるが)「後藤優介」の文字。
あかん、もうごっちゃんを隠し切れない。世界がそろそろごっちゃんを知ってしまう。
そんなJ2第13節:大分トリニータvs名古屋グランパスさんをDAZN観戦。
今シーズンのびっくりJ2枠担当の名古屋グランパスさん。昨シーズンはレフティモンスターを監督に起用し、案の定というか、何故その選択だったのかと我々を考えさせたグランパスさん。クラブ首脳のゴタゴタ感も満載で多くの選手が後足で砂をかけて出て行った今シーズン。普通のクラブならここで大概グダグダになって、某京都のチームとか、某千葉のチームのように「J2ももう〇年かぁ...幼稚園だったあの子も中学生になったよ」と遠い目で思い出話を語るチームになるのですが、そこは天下のトヨタさんがスポンサードする企業。金は持ってます。
監督に風間さんを呼び。広島から佐藤寿人を取り寄せ、J2では規格外的な外国人選手も確保。ほぼトリニータへの完全移籍が決まっていた八反田を筑波ホットラインを使い奪いとり....J2では屈指のタレント揃いのチームを仕立てて今シーズンに臨んでいる。
対する我々トリニータ。
昨年はJ3で行った事のない地方を巡業し、なんとか最終節の前に首位にたちなんとか自動昇格を捥ぎ取りJ2に帰ってきたチーム。まぁ立ち位置的にはJ2最下位スタートみたいなもんです。「天下のトヨタ」の孫会社「九州ダイハツ」を胸スポンサーに、この日スポンサーサンクスデーだったJリース、大分合同新聞、大分銀行、みどり牛乳と「オール大分企業」でユニを固めてはいるものの、グランパスさんとこのクラブ予算と比較するとたぶん数分の1なんですよ。
そんなお財布事情ですが、強化部の哲平が苦労してコストパフォーマンスの良い適切な補強をしたおかげでシーズン序盤で怪我人が多発するもなんとかチーム一丸で勝ち点を積み上げている状態。
そんな2チームが戦って、こういう結果になるのもサッカーの醍醐味。
試合開始直後は、ボールの取られ方も悪くグランパスさんのペース。
特に最初のピンチだった玉田さんのシュートが上福元の正面に飛ばず、左右どちらかに蹴られていたら試合の流れをひっくり返すのは困難だったと想像。
前節の岐阜戦と同じく、集中を切らさず守っていると徐々にトリニータのペースに。
前半21分。
川西からの縦パスを、伊佐がきっちりボールを納め、DFを背負いながらお洒落なアウトサイドで走り込むごっちゃんにパス。相手DFの体制が整う前に放たれたシュートは惜しくも楢崎さんが弾く。が、そこにいたのはコテ!難なくゴールに吸い込まれたシュートでトリニータ先制!
この流れ素晴らしい。GKから川西まで、川西からゴールまでほんと素晴らしい。特に前線3枚の連動。身体を張った伊佐、素早くシュートまでいった後藤、そしてコテのポジショニング。これをオカズにご飯が食べられるくらい。
リードした余裕もありトリニータの選手のプレーが落ち着く。回すべき処は回し、カウンターしかける時は思い切りよく。しかしグランパスさんもまだ余裕の雰囲気もあり次の得点がどちらにこぼれるかで流れは変わる雰囲気があった。
前半はこのまま終了。
ハーフタイムの監督インタビューで、片野坂さんが後半への意気込みを語った後、「選手にやらせます!」と力強く言い切ったのが印象的。
後半開始。後半もグランパスさんがパスを回すも、効果的な球回しかというとそれ程でもなく、恐怖感を感じない立ち上がり。
後半8分。
後藤が右サイドから大きく左へサイドチェンジ。エリア内から伊佐へパス。伊佐がシュートにいこうかとするシーンで相手DFの足がひっかかり...うーん、本当にひっかかったのかな...まぁ引っ掛かった事にするけどPK判定をいただく。
蹴るのはごっちゃん。ごっちゃんのPKは昨年甲府との天皇杯とかのイメージがあり冷や冷やしながら祈っていると、ごっちゃんはこけながらも体重の乗ったキックをゴール左へ。楢崎はコースに反応するもスピードと重さのあるシュートを止めることはできずトリニータ追加点。PKはさておきごっちゃんのサイドチェンジのシーンで、ご飯のお替りが可能なレベル。
ごっちゃんの2試合連続得点の余韻も冷めぬ後半12分。
伊佐がまたまた身体を張ったプレー。スペースに出されたパスに反応するのはごっちゃん!完全にDFの裏へ抜けてGK楢崎との1vs1。そして彼に楢崎を交わして無人のゴールへボールを流し込む。トリニータ試合を決める3点目。
あのごっちゃんが楢崎を交わしてシュートを決めるなんて...あふれ出る涙の塩味で、さらにご飯をお替りするレベル。
ごっちゃんのゴールの前の後半9分に投入されたシモビッチさんがやはり脅威。
グランパスさんが杉本さん、フェリペ・ガルシアさんと交代カードを使い切ったとこでトリニータも交代カードを使う。リードしてると相手のカードに対して対抗策を取れる余裕があるのが素敵。
後半28分:山岸→岩田
後半28分:伊佐→前田
前田くん今季初プレー。前田君はボランチに入り川西がシャドーの位置へ上がる。
後半33分:岸田→黒木
後半36分。
フェリペさんが左サイド奥深くに侵入してきて出されたボールはシモビッチさんへ。これを巧みなトラップからあっという間にシュートに持っていかれてトリニータ失点。まぁこのシーンはシモビッチさんを褒めるしかないよ、流石規格外外国人選手。
後半40分。
川西のプレスバックからボールを奪取。前田から出されたパスが渡ったのはまたしてもごっちゃん。相手DFを置き去りにして、トリニータの選手が3人並走し楢崎に襲い掛かる3vs1のカウンター「ジェットストリームアタック」。憎らし気に楢崎を弄ぶパスをフリーの選手に出すかと思いきや、我らの覚醒王子ことごっちゃんがそのまま狙いすましたシュートをゴールに突き刺す。完全に試合を終わらすトリニータ追加点&ごっちゃんハットトリック!
ジェットストリームアタックでご飯が足りなくなって追加の早炊きに手が伸びるクラスの感動。
後半48分には、静まり返るグランパスゴール裏。そして響き渡る久々のトリニータオーレ。
いやぁたまらん、たまらんなぁ。
【名古屋グランパスさん達】:
※まぁ今年の昇格候補だけど、風間さんのサッカーを熟成させるのと、結果を出して昇格するという2兎を追ってはいけない気がする。
※思ったよりもDFに難があった印象。
※トリニータの2点目は気の毒だけど、これがJ2。我々は昨シーズンもっとひどいジャッジを堪能したよ。
※正直、ピエール瀧のしょんないTVで放映された奴「初めてのJ2」(だったっけ?)を観ていた方がよいぞ。
※実況の情報によると、Jリーグでの日本人ゴール1号が風間さんで、そのアシストが片野坂さんだったらしい。そしてサンフレッチェ広島でプレーしていた佐藤寿人と山岸さんがお互いキャプテンとして同じピッチを踏む...ちと感慨深い。
【トリニータ選手たち】:
上福元:ビッグプレーはなかったが、適切な判断で勝利に貢献。
福森:危険なミスがなんどか。少し精彩を欠く。
竹内:古巣との対戦に気負うことなく、冷静さと集中力を切らさぬプレーで勝利に貢献。
鈴木:特に悪いシーンはなし。最後まで集中力をきらさず。
夏侯惇:試合後のツイートを読むとまだまだ自分のプレーには納得していない模様。
川西:攻守に顔を出す精力的なプレー。どうやらPKを蹴りたかった模様。
山岸:試合の緩急をコントロール。試合後とても嬉しそうな表情をみせたのはチームの成長を感じているからなのか。
岸田:カバオの愛称を定着させてあげるべきなのか。
小手川:先制点はそこにいる事が素晴らしい。
後藤:文句なくMOM。いったいどれだけ僕にご飯のお替りをさせれば気が済むのか。
伊佐:隠れたMOM。前線で身体を張る。
岩田:守備重視で試合を終わらす。
前田:今季初プレー。プレー自体は悪くない。ボランチの位置の争いが更に激化するよう今後も期待。
黒木:試合後、伊佐にマーガリン、マーガリンと弄られる。
【その他】:
※片野坂さん最近のお気に入りフレーズは「たくましさを感じる」。
※正直トリニータが実力で圧倒した訳ではなく、ほんの少しのめぐりあわせの結果でこのスコア差となったと思う。だからこそサッカーってスポーツが面白い。
※ごっちゃんがハットトリックで「あかん世界にばれてまう」と焦るも、ジェフ千葉で清武もハットトリックをかましてくれたので少しは誤魔化せそう....ん?そんなハットトリックを決めた日本人選手を育成したのがトリニータというのがばれてしまう?
GWの連戦が終わったと思ったら、この試合からまた連戦。次節は九州ダービーで長崎アウェイ。平日ナイトゲームなんで参戦むつかしい方も多いとは思いますが、選手の後押し頑張りましょう。
...え?僕ですか?....次の試合のレポートに軍艦島あたりの画像がのるんじゃないかなぁ(笑)
ジェットストリームアタックとは見事な表現ですね‼️
返信削除最近本当に楽しいです(((o(*゚∀゚*)o)))