水戸でご老公には会えず【J2第16節:vs水戸ホーリーホック】
えーと...水戸に行ってきました。
僕らの年代ともなると、『水戸』といえば『ご老公』です、『水戸黄門』です。
Panasonicになる前の松下電器の時代から、月曜夜8時のOBS(TBS系列)は時代劇(ナショナル劇場だったっけ)と決まっていて、水戸黄門と『大岡越前』や『江戸を斬る』が交代でやってとりました。
もう爺の僕は当然のごとく初代水戸黄門の東野英治郎の世代で2代目の西村晃あたりからみていない気がします(まぁ考えてみれば当然の事で、僕が5歳から17歳くらいまで初代)。
水戸に行けば御老公にあえるやもと思いましたが、よくよく考えてみると、御老公はしょっちゅう全国行脚しとるので水戸にはいないのでしょう。
月曜夜8:00になると「♪明るいナショナル~♪明るいナショナル~」と唄が流れてきましたが、土曜日の試合の結果は決して「♪明るい~」ものでなかったどす....(´・ω・`)
ご存じの通りGW明けから大分での生活を始めている管理人、今回の水戸遠征は事前に予約していた為、遠征の始点は福岡。よって前日の夜に大分から福岡に移動して、始発の福岡空港発に搭乗。
羽田空港から品川に移動し、仲間とレンタカーで水戸に移動。時間がなかったので途中のSAで「納豆ドッグ」を食べれず。しかしスタジアムに入る前のコンビニ水分調達が、こちらでは味わう事のできない「セイコーマート」。思わずメロンアイス最中を購入。
スタジアム着。
スタグルは「もつ煮」と「ロティサリーチキン」。ロティサリーチキンは鶏の半身で食べ応えあり。これで800円。相変わらずK'sスタのスタグルは頭おかしい。前に伺った時も思ったけど、値段2/3で量を1/2にしたらもっと売り上げ上がるんじゃないかとも思ったが、スタグルのサーブ/列の効率悪さ、ドリンクの買いにくさを考えると1回の購入金額を上げる方が正解なのかもしれない。
さて試合の方、トリニータのスタメンはいつもの通りで以下の形。ツートップに長沢/新太。左WBに宇津元、右WBが野村。ダブルボランチが弓場/小酒井。DFラインは4枚で左から野嶽/藤原/安藤/茂平。GKはハマタロ。
ベンチスタートは西川、ペレイラ、堅心、木本くん、中川、伊佐、有働くん。
対する水戸ホーリーホックさん....特にトリニータ的にも管理人的にも思い入れのある選手はおらず...が、控えGKに本間さんの名をみて驚愕というか畏敬の念を覚える。
キックオフ。
出だしから完全にトリニータペース。相手の出方をよく研究していて、高い位置からのプレスもよく効き2ndボールも圧倒的に収める。
前半13分。向こうの方のゴールで、右サイドからのクロスに藤原が頭で合わせ(た模様...まだ自宅のネット回線が開通していない為DAZNで未確認)トリニータが先制。
試合のペースは完全にトリニータだとは思ったが、惜しいシーンは野村のボレーくらいだった気もする...なにせ向こう側のゴールでよくわからないんじゃよ。
前半終了。前節と同じく圧倒的なトリニータペースで終わり、この日の出来なら勝利は間違いないやろうと喫煙所で確信...まったくもって前節の教訓が生きていない管理人。
後半開始。
後半開始とともに水戸さんがFW2枚替え。より球際で戦え、プレスが強い方を投入してきた。5月とは思えぬ日差しで、前半からプレスをかけるトリニータが試合を通して持たないと狙われていたかもしれん。
この交代によって試合のペースが水戸に傾く...毎回どうしてこうなってしまうんやろなぁ。
後半54分。なんや向こう側のゴールでPK判定。SNSの情報によると藤原のファールとの事(すまん..これもDAZN観れていない)。ハマタロの跳んだコースはあっていたかに見えたが、ボールはゴールネットを揺らしていた。
後半65分:弓場→堅心
後半65分:宇津元→木本くん
後半78分:新太→伊佐
後半87分:茂平→有働くん
後半87分:長沢→中川
再び勝ち越したいトリニータは選手交代を行うも、前へ加速するような選手交代は行えず(この辺がこのベンチメンバーではむつかしい)。惜しいチャンスが試合終了までにそんなにあった訳ではなかった。試合はドローで終了。
傷心のまま我々は品川に戻り、近くの格安居酒屋で馬鹿話をしながら格安居酒屋を満喫。思いのほか大変楽しゅうございまして、きっと数年後にこの遠征を思い出した時は、試合の結果なんて憶えておらず、このノミが楽しかったことしか記憶に残っていないんだろうなぁ。
【水戸ホーリーホックさん達】:
※どうもこの日は「タカノフーズ」(納豆でお馴染み)さんデーだった模様。試合前の挨拶でタカノフーズ・サンクスマッチは無敗...だけど勝ちもないみたいな事をおっしゃてた。わが軍は納豆の粘りに負け、勝ち点2を落とした感じだけど、相手監督さんの試合後インタビューで「勝点1を取れたというより、勝点2を失ったというマインドのほうが大きいです。」と言われる。
※試合後に相手GKから「あのような感じで次の試合に臨んだら、清水相手に前半だけで3点差をつけられて終わってしまうと思う。」と軽くdisられる。すみません...我々が清水エスパルス程勢いのあるチームじゃなくて...(´・ω・`)
※前半はトリニータ、後半はホーリーホックという展開だったので、試合はほぼ遠いサイドで繰り広げられた為にいまいち臨場感にかけた。また我々トリニータゴール裏はゴール裏の芝生席...傾斜があって飛んでいるとだんだん前にずれちゃうし、絶妙にふくらはぎが痛くなる。ホームゴール裏はバクスタに陣取ってる癖に、アウェイは芝生席....芝生席なのに2,800円...この日品川で飲んだ格安居酒屋さんが、飲み放題(ビールもあるでよ)が同額の2,800円だった(楽しかった)のを思い出し、同じ価値のエンタテイメントについて深く考えた先週末であった。
【トリニータ選手たち】:
ハマタロ:PKは読みが正解だっただけに止めたかった。数回大分の風土病「タンノ」発症
野嶽:輝いていた時は遠いサイドだった
藤原:1得点1失点でイーブン。それ以上の活躍ああった。これからケチャドバで頼む
安藤:安定の守備の要
茂平:ちょっと相手に抜かれるシーンもあったが概ね満足な出来
弓場:もっともっと輝けるとはずと期待している
小酒井:RPGでいうところのレベル上げ作業中
宇津元:ワクワク感だけであれば毎試合感じてる
野村:ノムをフルで使って後半失速はそれはそれで検討が必要。今の人員構成では不可欠なので怪我人の復活が望まれる
新太:前半はスペースに飛び出せた
長沢:薄い戦力の中、一つ下の位置でさばける長沢も重要だとは思うが、本当にそういう使い方かと疑問に思ってる
堅心:現在の序列なのかベンチスタート。君がトリニータを背負ってくれんとこまる
木本くん:学徒動員に頼らなければならぬ現況を嘆く、可もなく不可もなく
伊佐:FWとしての期待感に乏しいところがSNSでの不評につながるんだろう
有働くん:学徒動員だが、本業の学生の方でも忙しいのにトリニータにも帯同してくれるありがたさ
中川:リンクマンとして有能だけど、リンク先が必要。たまには終端としての活躍がみたい
【その他】:
※GWからこれで2勝3分で5試合負けなしとみるか、ここ3試合勝ちなしとみるか...が考えてほしい。良いとこなく負けていたチームが負けなくなってきたんだよ。何かが積みあがってると見よう。だけど今週末の山口戦むっちゃ大事。ここで勝つのと負けるのは大違いだよ
※評価が厳しすぎるかもしれないけど、トップ下っぽい長沢の使い方に懐疑的...が人員構成上そうせざるを得ないのは重々承知している
【選手投票結果と皆様のコメント】:
相変わらずちょっとグラフに問題かかえててすみません。40.7%でハマタロ、次点は33.3%で藤原っ!優大っ!。3位はちょっと離れて7.4%で野村直輝と小酒井新太。
開幕戦のスクランブルスタメンからがっちり正GKを掴んで離さないのが立派。選手はこうあるべきだよなぁと思う
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