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シャビエルよりザビエル【J2第32節:vs名古屋グランパス】

 いえぇえぇぇぇい

 大分大学出身のサンシャイン池崎じゃないけどパロマ瑞穂スタジアムで叫んだ管理人こと鳥脳です。



 やりました。やったりました敵地で名古屋グランパスをウノゼロ。
 横浜FC戦でも「控え目に言って....最高」とか書きましたけど。この試合もほんと最高。そんなグランパス戦のレポート。

 もう今シーズン関東での試合がないという状況のトリサポ関東組。まぁ松本や名古屋は当然守備範囲なので遠征。
 朝9:00にいつもの高田馬場に集合し、新型セレナで一路名古屋を目指す。途中神奈川でトリサポ拾ったりしながらも開門前にちゃんと名古屋到着。



 とりあえずのスタグルは2014年に訪問した時に非常に美味いと感じた『知多牛バーガー』を選択.....あれ..もっと美味しかった記憶があるのに....これなら味スタのフードコーナーの奴の方が美味いんじゃないかな。



 駄目大人の中部遠征(「蝗はいただきます」編)【J1第31節:FC東京vs名古屋グランパス】

 遠征車の運転当番は往路で済ましたのでビールをぐびぐび飲んじゃう。ステーキ串も食べたよ。

 さて試合。
 トリニータはメンバーと布陣を変えてきた。
 4-4-2のフォーメーション。川西は相変わらず体調不良のようで遠征に帯同せず。
 ボランチは久しぶりのスタメン姫野。サイドは左レイチェル、右コテガーワ。
 対する名古屋グランパスさん。楽しみにしていたHTD48こと八反田は、残念なことに直前で怪我。控えGKが「しらんがな武田」、永井龍あたりが大分関係者。永井の恩返し弾が怖かったので控えで多少安堵。

 試合開始。
 J2屈指のお金持ちチームの名古屋の選手だけあって、ポゼッションは名古屋さんが握る。しかしトリニータも守るべきところはきちんと守り危険な所へはそうそう容易く入れさせない。名古屋は遠巻きにボールを回し隙を狙い、トリニータはカウンターの刃をグランパスの喉元に突きつける展開。
 この日、加入後あまりの活躍に「シャビエル・デー」が開催されていたのだが、確かにシャビエルがボールを持つと緊張が生まれる。前線にどっしりと構えるシモビッチさんと二人だけで点が取れる素材だけあって名古屋の攻撃はこの二人に集約されてしまっていた。トリニータとしてはそこをおさえればよい訳ではあるけど、そこは流石の風間戦略、少しでも隙間をみつけようとパスを頻繁に交換し、人の位置が変わりながら攻撃。トリニータ守備陣は竹内がシモビッチをマークしつつ、4バックがスライドと微妙な位置調整を繰り返しなが守りきる。
 前半は0-0で終了。
 ボールのポゼッションではトリニータが負けてはいるが、内容はほぼ5分な感じ。

 後半開始。
 前半まったく目立っていなかった玉田さんを頭から交代(久しぶりの先発らしかった)。

 後半0分:玉田さん→永井龍

 後半もおおまかな流れは変わらず。ボール保持する名古屋さんとカウンターを狙うトリニータの図。
 トリニータのカウンターで脚を滑らした名古屋の新井さんが怪我で交代。

 58分:新井さん→ワシントン

 トリニータも前半から危険なスペースを運動量でカバーし続けた姫野を下げる。

 58分:姫野→前田

 シモビッチさんが個人技でポストを揺らしてみたり、カウンターでシャビエルが狙うも吹かしたり、三平が楢崎との1vs1を外したりと、お互い最後の最後でゴールを奪えず。

 64分:三平→伊佐
 82分:秋山さん→杉本
 87分:福森→國分

 トリニータは87分の交代で3バックへ。
 この時点で僕はこのまま引き分けても、いや、ロスタイムに名古屋に点を入れられて負けても、選手にはよくやったと労ったと思う。それくらいトリニータの戦術としての名古屋対策が嵌っていたし、選手全員が意図をもってプレーできてたと思う。
 と、そんな事を思っていた89分。
 ごっちゃん(だったけ?)のむりくりシュートに相手DFが触ってラインを割ったCK。
 夏侯惇の滞空時間の長いキックにあわせたのは夏侯淵じゃなくて鈴木義!相手のマークを巧みに外し、完全フリーの鈴木義が高い、ものすっご高い打点であわせたヘディングはとワシントンの中間にきれいに決まる。トリニータ先制!凄い時間に先制!4試合連続鈴木ゴール!

 ロスタイムの4分。名古屋は前線に遮二無二ボールを上げてくるかと思いきや、そうでもなく淡々とお互いがせめぎあい、そのまま試合は終了。

 トリニータ今シーズン名古屋グランパス相手にダブル達成。そして今シーズン初の3連勝も達成。

 あとは短評形式で....。

【トリニータ選手たち】:
神福元:幾度となくファインセーブで名古屋の得点を許さず。神福元認定でおつりがくるくらい。
鈴木:「J1降格組絶対殺すマン」もしくは「J1降格組のホームで絶対ゴールを決めるマン」の称号を獲得。そらこの活躍なら名古屋グランパスさんが昨シーズンオフにオファーだしたのも頷ける。名古屋の強化部なかなかお眼が高い。先制点のシーンの他にも、ドリブル突破のシーンもあり。
竹内:古巣相手のアキラ100%。ポロリすることもなくシモビッチさんをおさえ続ける。試合後奇妙なダンスを披露した後にトリニータのエンブレムを何度も叩く姿に目頭が熱くなる。試合後名古屋ゴール裏へ挨拶へ行き、暖かく迎えてもらった模様。サンクス名古屋サポ。
福森:集中を切らさず守備を全う。怪我とカードがなければ交代はなかったかも。
岸田:シャビエルのカウンターシーン。猛然と走って守備に戻りケアしたシーンは素晴らしかった。攻撃でも効果的な攻め上がりあり。
姫野:与えられたタスクを完璧にこなした。三平幻の先制点シーンも素晴らしいパスだったと思う。
夏侯惇:長短左右のパスを出しトリニータの攻撃を作り上げる。
レイチェル:攻撃で目立つシーンはあまりなかったが、大きな破綻はなかった。
小手川:ポリヴァレントな才能を遺憾なく発揮。片野坂さんの戦術を全う。
後藤:動きについては何ら問題なく名古屋の脅威であり続けた。ダイビングヘッド惜しかった。そろそろ得点の香りがしだした。二度寝からからはよ醒めて。
三平:前半から惜しいシーンの連続で、こりゃ今日は三平デーかもと思わせる雰囲気はあった。良い飛び出しが何度も。

前田:良くも悪くも目立たず。
伊佐:出し惜しみない運動量。
國分:時間的に見せ場は少なかったが与えられたタスクは全う。

【名古屋グランパスさん達】:
※シャビエル・シモビッチと同等に警戒していた青木良太亮太(素で間違えました。とりてん兄さんご指摘サンクス)さんが発熱or体調不良で出てこなかったのは大きかった。
※DFリーダーのような新井さんが怪我。どうやら長期離脱っぽい。ご愁傷様でございます。可能であれば今後下位チームには負けて、上位チームには引き分けでお願いしたい。
※この日の観客動員数9,858人。多分、J2でもこれくらいの観客数が出てくるチームは少なくないんですが、サポ一人一人の音圧っていうんですかね。声の威力が半端なかった。久しぶりにJ1品質なサポさんを感じました。ほんと凄かったです。
※パロマ瑞穂久しぶりでございましたが、あのスタンドの導線だけはなんとかなりませんかね。トイレ行くのもスタグル買いに行くのも、上って下ってで管理人のような初老にはちときつうござんした。あと待機列に蚊が沢山のいたのもマイナス査定。
※スタグルが結構長蛇の列.....が、売り子のお姉さんに綺麗な子を沢山確認。唐揚げんとこと知多牛バーガー、そしてアルコール売ってるとこのお姉さんが管理人的には一押し。
※なぜか中津からあげのお店も....。

※グランパスくん師匠を結構激写。ノリーちゃんの手四つにちゃんと答えるグランパスくんJr.素敵。ノリーちゃんに手四つ挑まれて「それはちょっと....」と逃げた某千葉の某いぬっころとは違うぜ。単純に考えてマスコットが4体って事は人件費がこの部分だけでも4倍って事。さすがJ2きって金満チームは規模が違うや...。グララのお尻はカワイかった。




※秋山さん良い選手だった。

【その他】:
※本文に書いたが、引き分けても、たとえロスタイムに点を入れられて負けたとしても充分賞賛に値する試合内容だったと思う。
※前節の不満そうな監督インタビューとは違い「ぜーはーぜーはー」呼吸を荒げたままの監督素敵。鈴木の得点シーンに写るガッツポーズも素敵。その監督の後ろで大きくガッツポーズする吉さんも素敵(セットプレーとか担当してるよね)。
※DAZNのハイライトの最後に風間監督の失点シーンが映るんだけど、あの表情を引き出せただけでも我々の大勝利であろう。

※試合中、あまりカメラを構えることはしない(応援や目の前のゲームを追うだけで精一杯)管理人ですが、あの鈴木のセットプレーのシーンだけ何かを感じてカメラを構えた。
 ヘディング後だから最高点より低い筈だけど、それでも高い鈴木義のヘディングシーン。

※これで昨年のJ1組には負けなしを継続。湘南1勝1分。名古屋2勝。福岡1勝。共にアウェイでの試合が1-0で全て鈴木義の得点って凄いね。
※試合後、ゴール裏へやってくる選手たち。三平が頭上で手拍子を始めるとシキーニョが続き、ゴール裏へ辿り着く頃には全員で手拍子。とても素敵なシーンでした。



※ヒーローインタビューで遅れた鈴木義を三平と高木が残り一緒に跳ねる。それをベンチ裏で見つけた吉平翼が猛ダッシュで走り戻るシーンが秀逸。あの瞬間きっと桐生くんより早かった筈。
翼は元気が有り余っていた模様

※この日のシャビエルデー。関東組のたくちゃん作成のゲーフラが大好評。大分県民ならそらザビエルだよねぇ。本人も「元ネタはサンガサポのツイート」と言っておりました。


 試合後の興奮冷めやらぬまま名古屋市内のスーパー銭湯「キャナル・リゾート」で汗を流す...なんとなくファッションホテルな外観だったけど、お値段の割には広くて綺麗なスーパー銭湯だったどす。
 夜通し走って日曜の早朝に帰京。遠征メンバー各位お疲れ様でした。

【おまけ画像】:








シキちゃん愛想が良い
この後、後ろからボールがぶち当たった前田


















名古屋グランパス 4246614560807501327

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けいた、かわいいよ、けいた

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元FC東京SOCIOを語ったのは昔、いまやもう本妻トリニータしか愛していない。アイコン絵はネータン作成(@ntn56)

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