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俺たちのゴレアドール【J1第29節:vs浦和レッズ】

 僕たちサポーターはサッカーを、贔屓のチームを応援することでストレス解消を望んでいる。

 ところがどうだい。

 贔屓のチームは2試合連続でロスタイム被弾。雨に濡れながら自チームの逆転負けを眺めたり、この埼玉スタジアムでも、3-0から試合をひっくり返されたこともあった。ストレス解消どころかストレスを余計に抱え込ませたり、トラウマを植え付けたり。
 なんで僕たちサポーターはサッカーの応援をしているのか。




 その答えが、この試合にあった。
 こんなんみせつけられたら、サッカーの応援をやめる訳にはいかない。そんな試合だった。



 えーと...生温かい眼の管理人こと鳥脳です。
 「埼玉スタジアムなんて金曜日なんで別に行かなくてよいか」なんて思ってた管理人を叱り飛ばしたい。きっと、2013年8月のあの試合が心の隅にあっての拒否反応だったんだろう。

 開始20分のシンデレラ もしくは サポーターの力【J1第21節:vs浦和レッズ】

 ほんと、こんなんやるからトリニータのサポーターはやめられないという試合が先週末の金曜日に開催。トリニータ初の金J。

 いそいそと業務を終わらせ、自宅に帰還。DAZN開始前にはツマミも作り終わる。

オナイウと伊藤が契約の関係上出場できない為、トリニータの前線はごっちゃん・小塚・成豪。ダブルボランチはコバユウと長谷川。DFラインに岩田が復帰。
 ベンチスタートはムン、岡野、星、高山、島川、伊佐、三平。
 対する浦和さんは、トキハの紙袋が似合う西川周作が全て。残念なことに岩武はベンチにすら入らず。

 さて試合。

 トリニータを相手にする場合、(1)前線からプレスをかける、(2)引いてスペースを消す の2通りが基本路線。レッズさんは(1)を採用しかかるも、プレスが躱されると感じるや否や(2)に方向転換。
 トリニータがボールを保持する前半。
 小塚からえらいエロいヒールパスで、レイチェルがエリアに侵入してシュートを放つもポストにあたり、またその跳ね返りもごっちゃんには惜しくも届かず。ほんの少し運があったら決まってたレベルの崩し方。

 前半はトリニータの圧倒した支配率でスコアレス。支配率は圧倒していたが、ゲームとして圧倒していた訳ではない。まぁトリニータとしては用意してきた事を全うでき悪くはない前半。

 後半開始。
 前半とうってかわって浦和のペースに変わる。押し込まれるが、感じな部分はDFが身体を張っている印象。
 セカンドボールを拾えなくなり、長い事、我慢のサッカーが続く。

 後半56分:武藤さん→ファブリシオさん

 武藤さん、手の付き方が悪く、脱臼っぽい感じで交替。ちょっと今週のACLも考えるとレッズさん痛い交替。

 後半70分:小塚→伊佐

 後藤と替えるかと思いきや小塚と。

 後半75分:長澤さん→2980円さん
 後半78分:成豪→三平

 ここでもごっちゃんは残った。
 レッズさんの勢いは増すばかり。こうなってくると怖いのは、個の力でぶん殴られてしまうケース。と、思ってるとレッズさんがカウンターを一閃。ファブリシオさんが抜け出しタカーギと1vs1。
 ここをタカーギ神セーブ。

 後半90+1分:宇賀神さん→山中さん

 レッズさんはセレッソから移籍してきた2980円さんと横浜Fマリノスさんから移籍してきた山中さんを投入し、ホームで勝ちきる狙い。後半の勢いを考えると判らんでもない。2980円さんは別として、山中さんの投入は脅威になっていたと思う。

 後半90+2分:コバユウ→島川

 コバユウが疲れていたのもあるけど、どちらかというとドロー狙いの安全策っぽく感じる....が、どうやら流れを変えたのはこの男。

 後半90+3分。
 自陣のクリアボールをごっちゃんがダイビングヘッドで繋ぐ。マウリシオさんの上手い守備に会いながらも、三平が腹で超絶トラップ。田中達也に展開。猛然と、そしてレーンを意識して走り出す三竿、伊佐、ごっちゃん。田中は追い越す三竿に。伊佐が斜めに槙野を引きづりだし、三竿はファーへ完璧なクロス。走り込むごっちゃん。

 ごっちゃんの頭が捉えたボールは、名手西川周作でも止められずトリニータ最後の最後で先制。
 そして、ごっちゃんが決まる前に、レイチェルよりも右サイドを駆け上がる片野坂監督(笑)。
 プレーは再開するもファーストプレーで試合は終了。トリニータが1-0でレッズを下した。

 あとはいつもの。

【浦和レッズさん達】:
※後半の出来から、山中さんを入れて勝ちにくるのは、真っ当な戦術だとは理解。しかし最後のカウンターのシーン、山中さんは少し守備センスに欠けるのかなという印象。確かにレッズさんで一番フレッシュだったし、結構な走力で戻ってきたけど、ごっちゃんに寄せるのでもなく、ただ走って戻っただけの印象。
※結果に胸中を察してあまりある大槻監督。片野坂さんとだけ握手して裏に引っ込む。
※西川周作に対し「試合後へらへら笑ってるから嫌」とのレッズサポの書き込みをどこかで見る。終了後の両チーム握手の時、あれだけの笑顔が出せるのは、逆に度量がでかいと思ってる。あんな時間に失点して一番口惜しいのは彼。周作のそんなとこ好き。
※この結果で、オナイウは来シーズンのレッズ復帰が決まった気がする。オナイウが戻ったところで、興梠さんや2980円さんより序列は下やろうと思ってたけど、2980円さんよりかは上な気がしてきた。

【トリニータ選手たち】:
タカーギ:切らさぬ集中で勝利に貢献。セーブといい、浮き球での一つ飛ばしのパスといい、まさにマン・オブ・ザ・マッチ、タカーギ!
三竿:後半ロスタイムに走りきる体力、完璧なクロス。
鈴木:たぶん、JリーグのDFで一番シュートブロックしている筈。ごっちゃんの得点後のわちゃわちゃシーンで抱擁が熱い。
岩田:脅威の復活力でスタメン復帰。周作と小学生ぶりのツーショット。岩武くんはなし。
コバユウ:伊佐スタグラムで身体を張る。
長谷川:左右両方向への散らしで貢献。前への効果的なのが欲しかったが、充分及第点。
田中:充分脅威となっていた。
レイチェル:決定機は決まらず。安定して守備にも貢献。
小塚:ドエロいヒールパスを披露。
成豪:ごっちゃんのあけたスペースを意識的に活用。僕としてはスタメンよりリズムを変える途中出場の方がと勝手に思ってる。
ごっちゃん:マウリシオさんの守備に手を焼くが、最後の最後に全部持ってく。ヒーローインタビューでちゃんと喋れるごっちゃんに目頭が熱くなる。

伊佐:脚に浮き出る血管が素敵。
三平:好調を維持。最後のシーンは三平の腹トラップがなければ存在しない。
島川:流れを変えた(本人談)

【その他】:
※いやぁ、こんなんあるからサポーターやめられへん。
※最後のごっちゃんのシーンはDAZNを30回は観たよ。
※実況の八塚さんと解説の柱谷兄、ニュートラルな実況で楽しかった。八塚さんの実況聞いてると「サカつく」やってる気になる(笑)。あと柱谷さんが所々、危険なシーンになると「あっ」とか心から呟きが漏れてるところが良かった。
※ごっちゃんの得点後のわちゃわちゃシーン。一番最初にごっちゃんに駆け寄ったのが、片野坂さんに笑う。
※ごっちゃんの得点後のわちゃわちゃシーン。岩田の声で「出ーたー!」と言ってる気がする。
※ごっちゃんの得点後のわちゃわちゃシーン。三平は吉さんの頭を叩き続ける暴挙。
※ごっちゃんの得点後のわちゃわちゃシーン。出てる選手、控えの選手、スタッフ全部が集まってきている所に愛おしさを感じる。そして最後の鈴木の抱きしめ方好き!。
※試合終了のホイッスルで、輪になり勝利を喜ぶスタッフ陣に、ピッチで三平と伊佐とごっちゃんが3人で肩を組み合うシーン大好き。J3の舞台からいた彼らが、このJ1の舞台でチームを勝利を喜ぶ。あのシーンは泣く、絶対泣く。
※伊佐スタグラム最高。三平のシーンとコバユウが案外身体を張るタイプだったシーンは何度見返しても笑ってしまう。
※この試合、選手の背中を押したサポーターに嫉妬すら湧く(笑)。ええもん見れたなぁ。ほんと後押しありがとうございました。

 さぁ、この流れで天皇杯よぉ~~~!
大分トリニータ2019 5491457054210146756

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